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日光 お土産篇

2017 日光
01 /25 2018
金谷ホテルの坂の下にある『日光物産商会』
明治後期に金谷ホテルが経営する土産物店として開業。その後、別経営になって現在に至るそう。建物は国の有形文化財。
お土産物店の他、「金谷ホテルベーカリー」「そば処神橋庵」「カフェ&レストラン匠」が併設されています。
金谷ホテルベーカリー



金谷ホテルベーカリーで買える人気№1“チーズロード”
サイコロ型のチェダーチーズが入った円筒形のパン。
少しオーブントースターで焼くとチーズがトロっとして美味し~い!
日光金谷ホテル ショップ①

チーズロード①



パンはホテルのギフトショップで買いましたが、上記の金谷ホテルベーカリーでも販売していました。
他にもお土産にレトルトの百年カレーとロイヤルブレッドも購入。
朝食で食べて美味しかったのでロイヤルブレッドも購入。持つとずっしり重い。
ギフトショップのお代はルームチャージできます。
日光金谷ホテル ショップ③ 日光金谷ホテル ショップ②



それから、日光の地、純米吟醸“日光誉”
今市産の酒米・五百万石、日光連山の伏流水、栃木開発の酵母を使用。
やや辛口。甘みもしっかり感じられてすっきり飲みやすいお酒でした。
日光誉



このお酒は日光のメインストリート沿いにある吉田屋酒店で購入。
栃木のお酒を中心にたくさんの銘柄が揃っていました。
昔ながらの酒屋さんといった感じの店構えで、若いご主人で何代目って言っていたっけな? 近くに住んでいたら通ってしまいそう。
店構えは現金オンリーな雰囲気でしたがクレジットカードが使えました。
吉田屋酒店①


さて、日光の旅行記はこれでお終いです。
長々とお付き合いありがとうございました。




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『JR日光駅』

2017 日光
01 /23 2018
少し暗くなってきましたが最後にJR日光駅へ。

1890年(明治23年)に開業。
現在の駅舎は1912年(大正元年)に落成した2代目。
少し前まで誰が設計したか分からなかったそうなんですが、2012年にほぼ明石虎雄だろうと判明。
JR日光駅①


TRAIN SUITE 四季島が停車するにあたり、改修工事が行われ去年の3月に完了。
元旦に鹿島神宮駅で見掛けた四季島。
日光が含まれるプランは3泊4日で最低でも70万円超!ヨーロッパに2回行けるわ。


一階には大正天皇が利用されていた貴賓室があるそうなんですが、普段は非公開。
JR日光駅②



こちらはかつての一等車利用者用の待合室“ホワイトルーム”
現在は写真展などのイベントに貸し出されているようです。
JR日光駅③



天井のシャンデリアは開業当時の貴重なもの。
JR日光駅④


現在、東京からの電車はJRも含めて全部東武日光駅に発着しているようで、
JR日光駅は近距離線の電車だけのようです。
東京からだと新幹線で宇都宮まで行って、宇都宮から日光線に乗るとJR日光駅に着くようですよ。




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『田母沢御用邸記念公園』

2017 日光
01 /22 2018
金谷カテッジインから徒歩数分の所にある『田母沢御用邸記念公園』
国定重要文化財にしてされている建物です。
見学料は大人510円ですが、金谷カテッジインの見学料のレシート提示でこちらの見学料が割引になりました。

『御車寄』
日光田母沢御用邸記念公園①


入館後の見学は自由ですが、ちょうどガイドさんの案内があるというので参加しました。この案内に別途料金は発生しません。
通常はガイドさんの案内は無いようなのでラッキーだったかも。

この建物は、嘉仁親王(大正天皇)のご静養のために造営されたもので、江戸、明治、大正の三時代にわたる集合建築群。木造建築としては国内最大級だそうです。
増改築を繰り返しているので一見複雑そうに見える間取りですが、実はとても効率よく機能的に造られているとか。


『御玉突所』
大正時代に増改築された部分にあるビリヤード室。
床は寄木張り。
日光田母沢御用邸記念公園②



『謁見所』
こちらも大正期の部分。
天皇陛下が公式の来訪者と面会された場所だそうです。
日光田母沢御用邸記念公園⑤



アメリカ製の電気スイッチ。
日光田母沢御用邸記念公園③



障子紙の貼り方が独特。
A3ぐらいの大きさの和紙を継いで貼っているそうで、1ヶ所でも破けたら全部張り直しになるそうです。
日光田母沢御用邸記念公園④



『御学問所』
紀州徳川家中屋敷の建物を移築した部分。
徳川時代は“梅の間”と呼ばれていたそう。
日光田母沢御用邸記念公園⑦



御用邸スタッフの行き来のために造られたアンダーパス用の階段。
日光田母沢御用邸記念公園⑥



『御展望室』
紀州徳川家中屋敷の三階部分。
この部分は普段は非公開のようなのでこれまたラッキーだったかも。
日光田母沢御用邸記念公園⑧



屋根は全棟一つながりに。
日光田母沢御用邸記念公園⑨



『御座所』
こちらも紀州徳川家中屋敷の移築部分。
天皇陛下の日常的な執務室を兼ねた御居間。
日光田母沢御用邸記念公園⑫



端から端までが60mあるという御車寄から真っすぐ伸びる廊下。
撮影した場所はまだ廊下の途中。この後ろにも少し廊下がありました。
小6の時の50m走のタイムが8.5秒ぐらいだったから、今だと走っても10秒は掛かりそう…
日光田母沢御用邸記念公園⑬



『御食堂』
赤坂離宮から移築した明治期の建物の部分。
日光田母沢御用邸記念公園⑤



『皇后御座所』『御寝室』
手前が御座所で奥が御寝室。
この部分が増改築前にもともと建っていた小林家別邸。
日光田母沢御用邸記念公園⑮



上の画像だと陰になって見えませんが、照明には貞明皇后のお印にちなんだ
藤色が使われています。
日光田母沢御用邸記念公園⑯



『高等女官部屋』
夜、中の人影が外から見えないように照明が窓際に設置される配慮も。
日光田母沢御用邸記念公園⑰


まだまだ、見所はたくさんあるんですが、主要な部分をさらに端折ってこれだけに絞りました。
なにせ部屋数が全106室もあるので、主だった部分の説明を聞いて回るだけでも予定の1時間を30分もオーバー。でも、いつもこんな感じらしいです
でも、ガイドさんの説明も分かり易く飽きさせない内容でしたし、なによりガイドさん含めスタッフが、この御用邸に誇りと愛着を持っている感じが好印象でした。

この御用邸は、今の天皇陛下が戦争の時に疎開生活を送られた場所でもあるそうです。去年の5月にも一度お出でになっているとか。
平成も来年の4月までと決まった今、画像を見返してもなんだか感慨深いものがあります。




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『金谷ホテル歴史館(KANAYA Cottage Inn)』

2017 日光
01 /19 2018
またまた金谷ホテルの話題ですが、この『金谷ホテル歴史館』は、
創業者の金谷善一郎の自宅だった所です。

この自宅の一室に外国人を泊めたのが金谷ホテルの前身『金谷カテッジイン』
当時は、ホテルというよりは今の民泊に近いものだったそうですよ。
もともとは武家屋敷だったので外国人宿泊客からは「SAMURAI HOUSE」と呼ばれていたそうです。
金谷ホテル歴史館④


イザベラ・バードが描いた当時の金谷カテッジインの絵。
増改築されている部分もありますけど面影は残ってますね。
※『日本奥地紀行』より引用
金谷ホテル歴史館⑤



2014年に登録有形文化財に指定されたのを機に一般公開を開始。
すぐにNHKの『ぶらタモリ』が取材に来たらしいですよ。

一般公開をする以前は希望者にだけ一部を見せていたそうです。
金谷ホテルの元従業員の方が長く住み込みで管理していたそうですが、よく取り壊さずに残しておいてくれたと思います。

明治以降に増築されているので、江戸時代の武家屋敷の部分と明治以降の部分に違いがあります。
ガラス窓も明治以降に変更されたものですが、このガラスも今は作れる人がいない失われた技術なので、割らないように気を付けているようですよ。
※内部の撮影は不可
金谷ホテル歴史館③



こちらは間取りの模型。
イザベラ・バードは2階の右から二つ目の八畳間に宿泊したようです。
京間だから今の八畳よりは少し広かったです。
彼女はここをとても気に入って2週間も滞在しているんですよね。
金谷ホテル歴史館②


『日本奥地紀行』を読んでから一度は訪ねてみたいと思っていたので、
ようやく念願叶いました。



『金谷ホテル歴史館』は金谷ホテルから約1.2km。



入り口は金谷ホテルベーカリー カテッジインの店内。
見学料は大人400円。(画像は入場ゲートに投入するコイン)
金谷ホテル歴史館①

金谷ホテルのフロントで金谷ホテル歴史館について尋ねたところ、丁寧に教えてもらった上に割引券を頂きました。
見学はガイドさん付きです。








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『金谷ホテルギャラリー』と『金谷の時間』

2017 日光
01 /18 2018
金谷ホテルの玄関を出て池を挟んだ反対側に『金谷ホテルギャラリー』という古写真を展示した建物があります。敷地内の蔵で見つかった活版写真を復元して展示しているのだそうです。
日光 金谷ホテルギャラリー①



ホテルはもちろん、東照宮の行事の様子なども記録した貴重な写真が数多く展示されていました。
日光 金谷ホテルギャラリー②



もう一つ、『金谷の時間』という展示室もありました。
本館の並びにある小さい建物がそうです。
特に受付なども無く自由に見学していい感じでした。
金谷の時間①



中に入るとまず目を引くのが法被。
洋風ホテルにも日本人の心意気みたいなものを感じますね。
金谷の時間⑦



古くて珍しい物もたくさん展示してありました。

これはバスタブのお湯を温めなおす道具。
電気式なので、水場で使うのはなんだかちょっと怖い感じもしますが…
金谷の時間②



乾電池と乾電池箱。
後ろの箱が電池箱です。
電池は高さが20㎝ぐらいあったでしょうか。
金谷の時間③



奥の列の左からタイムレコーダー、電気釜、軍用電話機、電気ヒーター。
電気釜は三菱電機製、軍用電話機はGHQの置き土産だそうです。
金谷ホテルは昭和27年までGHQに接収されていたそうで、接収解除の案内も展示されていました。
金谷の時間④



こんな古い電話も。
C-3POみたい。
金谷の時間⑧



(4代目?)村上料理長のレシピ集。
村上料理長は、大正時代からGHQ接収時代までのレシピを
数多く書き残したそうです。
Eggplantとかpuddingとか読めるので英語かなとは思うんですが…ほぼ外国語のしかも筆記体で書かれています。そういえば、最近は学校で筆記体を教えないらしいですね。
金谷の時間⑤



こちらは明治35年12月24日のディナーの献立。
ちょうどクリスマス・イブですね。
日本語で書かれているのは昭和2年12月20日のもの。
濁羹汁って何だろうと思ったらスープのことみたいです。
ビーフステーキの伸ばし棒が無いですね。ビフテキの語源ってこういった表記からきていたりして。カレーライスは復刻されているカレーと同じものでしょうかね。
金谷の時間⑥


他にも興味深い品物や写真がたくさん展示されていたので、興味がある方はぜひ足を運んでみたらいいと思います。




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ワンとも

計画好きトラベラー
「ワンとも」です。
旅の相方は「ダンナ・ピット」。
我が家の旅にまつわるアレコレを、乏しい文章力をフル回転して書いています。
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