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2011年12月 伊勢の旅⑥

2011 伊勢
02 /20 2012
あまり遠くまで行く時間はないけれど、ちょっと時間が余ったので
伊勢市内にある『伊勢河崎商人館』に行ってみることにしました。

お伊勢参りのために形成された問屋街で、「お伊勢さんの台所」といわれたそうです。
昔は勢田川の水運を利用して物資が運ばれてきとか。
伊勢河崎商人館⑲
1921年ごろ。館内の写真より。



ここは創業が江戸中期という酒問屋『小川酒店』だった建物で、
今は資料館として一般に公開されています。
平成11年まで現役の酒屋さんだったそうですよ。
伊勢河崎商人館⑮



中に入ると正面に大きな白鹿の看板がありました。
灘のお酒が運ばれて来ていたそうです。
伊勢河崎商人館⑭



入り口の左側奥にある大正末期の洋館『商人倶楽部』
伊勢河崎商人館②



こちらは母屋の庭から見た茶室の部分。
伊勢河崎商人館①



同じく母屋の座敷部分。
伊勢河崎商人館⑤



ちょっと急な箱階段を上って二階へ。
会談したのスペースを上手に収納にしていますね。
ちなみに、うちの階段の下はトイレです
伊勢河崎商人館⑧



母屋の二階部分です。
伊勢河崎商人館⑪



二階の格子窓から見える町並み。
伊勢河崎商人館⑫



階下に戻って土間を通り奥へ。
伊勢河崎商人館⑬



奥にある大きな蔵も資料館になっています。
伊勢河崎商人館⑦



古い道具とか看板、記録などが展示されていました。
貴重そうな古書も多かったです。
伊勢河崎商人館⑩




帰りに“復刻エスサイダー”を買いました。
これは昔、小川酒店で製造されていたエスサイダーの復刻版だそうです。
伊勢河崎商人館22



この後、お向かいにある『商人蔵カフェ』で一休み。
並びの蔵は雑貨などを売るお店になっています。
伊勢河崎商人館③



ダンナ・ピットは“和紅茶”、ワンともは“コーヒーとチーズケーキ”
伊勢河崎商人館⑳ 伊勢河崎商人館21



天井の梁に書かれた文字に歴史を感じますね。
伊勢河崎商人館⑱



もう少し町並みを散策したかったのですが、
ワンコを迎えに行く時間になってしまったので今回はここまで。

帰りは事故渋滞のため、帰宅まで8時間以上かかってしまいました。
疲れ果てたワンコは一週間ぐらい寝っぱなしでしたが、
今はこちらが負けるほど元気です・・・






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2011年12月 伊勢の旅⑤

2011 伊勢
02 /15 2012
おはらい町を後にして『月読宮(つきよみのみや)』に行ってみました。
外宮の近くにも同じ読みの『月夜見宮』がありますが、こちらは内宮の近くの方です。
月読宮①


御祭神は天照大御神の弟神で月の神“月読尊(ツキヨミノミコト)”
この神様が保食神(うけもちのかみ)を殺してしまった事で天照大御神が怒り、
一日が昼と夜に分かれたとう神話になっているそうです。

月読尊が保食神を殺してしまった理由ですが・・・ゲロゲロだと思ったんでしょうね。
ワンとももゲロゲロだと思います。

月読宮には4つのお宮があって、
左から「伊佐奈彌宮(いざなみのみや)」「伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)」
「月読宮(つきよみのみや)」「月読荒御魂宮(つきよみあらみたまのみや)」

月読宮②



少し離れた所に古殿地と思われる場所がありました。
月読宮も式年遷宮するらしいので、次はここに新しいお宮が建つんでしょうね。
月読宮④



4つのお宮と古殿地の間にある巨木。
幹みたいに太く突き出した枝の下は潜り抜けられそうでしたよ。
月読宮③




月読尊が保食神を殺してしまう顛末も出てきます。
マンガだから分かりやすいです。







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2011年12月 伊勢の旅④

2011 伊勢
02 /12 2012
伊勢2日目は『猿田彦神社』から。
猿田彦神社①



御祭神の猿田彦大神は天孫降臨の時に道案内をしたことから
「導きの神」だそうです。
「旅行」にもご利益があるそうですよ。
猿田彦神社②



昭和11年まで神殿があった場所にある石碑。
猿田彦神社③



これは子宝池
ご利益があってウチにもコウノトリがやってくるといいんですが・・・。
猿田彦神社④



こちらは『佐瑠女神社』
御祭神は天岩戸の前で踊りを踊った天宇受賣命(あめのうずめのみこと)です。
縁結びの神様だそうですが、ガイドブックには
女性のお願いを叶えてくれる神様だとも書いてありました。
猿田彦神社⑤





猿田彦神社からおはらい町まではすぐそこです。
前日は急ぎ足だったのでゆっくり見て回りました。
というか食べ歩きなんですけどね。

まずは最初に目に入ったお店で焼き牡蠣をパクッ!
磯の香りがたまりませんね。
おはらい町・すずき水産②
おはらい町・鈴木水産①




次にダンナ・ピットが「絶対食べる!」と鼻息も荒かった伊勢うどん。
前の日に行列していたので気になったようです。
開店前に並んで2番目ぐらいに入店しました。
おはらい町・伊勢うどん岡田屋 ②
伊勢うどん『岡田屋』


黒いつゆと柔らかい麺。
見た目ほど味は濃くないですし、麺も柔らかい。
でも、茹で過ぎなのではなくてそもそもコシが出るほど打っていないような感じです。
食感はブヨブヨではなくてモッチリ。
おはらい町・伊勢うどん岡田屋



ちょっと寒かったですけど、デザートに『豆腐庵山中』”お豆腐ソフト”
後味に豆腐の風味を感じます。
おはらい町・豆腐庵山中①



ここの店先ではとべ焼きの置物も売っていたので、
今年の干支の辰とまる猫を購入。
おはらい町・豆腐庵山中②



次におかげ横丁にある”おかげ座”へ。
おかげ座



“おかげ座”は300年前のおかげ参りを再現した歴史館です。
所要時間は30分。
最初にシアターで大よその説明を聞きます。
おかげ座①



その後、案内の人の説明を聞きながら
江戸時代のおかげ参りを再現したジオラマを見て回るんですが、
「へぇ~」と思うような事が多くてなかなか面白かったですよ。
実際に行って見た方が面白いと思うのであまり書かないようにします。
おかげ座②



おかげ座の近くに宝くじ売り場があって、
その前に”福かえる”というカエルの置物があります。
「このカエルに宝くじをのせて拝むと・・・」と書いてあったので
早速ロト6を購入してそれを福カエルに乗せ拝んでみました。
結果は・・・まぁそうそう良い事は無いということで・・・
おかげ横丁・福かえる




おかげ横丁の入り口あたりにある『もめんや藍』
藍染の木綿を使った和小物のお店です。
おかげ横丁・もめんや藍①



ふと覗いてみると、なんと!あのお父さん犬が!!
こんな所にまで人気あやかり商品が・・・と思ったら
これは“おかげ犬”というれっきとした伊勢参りの歴史の一部。
詳しくは“おかげ座”の見学で。
うちも一匹買ってきました。
おかげ横丁・もめんや藍②



お昼になったのでおはらい町にある『すし久』で手こね寿司を食べました。
おはらい町・手こね寿司『すし久』①



このお店は下賜された宇治橋の古材で造られた唯一のものだそうです。
なかなか雰囲気のある佇まいでしたよ。
おはらい町・手こね寿司『すし久』③



五十鈴川の見える2階の席で手こね寿司をいただきました。
おはらい町・手こね寿司『すし久』②



その後も色々と散策してお土産を買って、最後に『伊勢醤油本舗』
伊勢醤油ソフトクリームを買い食べながら駐車場まで戻りました。
ここでは伊勢うどんを焼いた“焼き伊勢うどん”というのを
注文している人ばかりでした。
おかげ横丁・伊勢醤油本舗



おはらい町とおかげ横丁で買ったお土産の一部です。
なんだかお餅系ばっかりになってしまって・・・
この旅行から帰ってからは、連日、餅菓子ばっかり食べていました
赤福 二軒茶屋餅
神代餅 くうや観助餅
左上から時計回りに“赤福”“二軒茶屋餅”“神代餅”“くうや観助餅”






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2011年12月 伊勢の旅③

2011 伊勢
02 /07 2012
伊勢での夕飯は『麦酒蔵(びあぐら)』という地ビールのお店へ。
二軒茶屋餅『角屋』が経営する地ビールレストランです。
麦酒蔵⑫
室内はそんなに赤くないんですけどね、
照明の性質でしょうか・・・ちょっと赤く写ってしまうんですよね。



テーブル席の他に、ちょっとシックな雰囲気のバーカウンターも。
麦酒蔵⑪



通りを挟んだ所にいかにも老舗といった感じの二軒茶屋餅の『角屋』がありました。
創業は戦国時代(1575年)ですって。
他にも味噌と醤油を造っているそうです。
二軒茶屋餅



まずビールですが、いろんな種類を飲んでみたかったので
二人とも“飲み比べセット”にしました。
各100ml×7種類あったので合計700ml。
これが700円はお得。
通常は5種類らしいのですが、その時に特別に醸造しているものがあると
プラスしてくれるみたいです。
麦酒蔵②
左からジグザクに『ペールエール、ブラウンエール、スタウト、神都麦酒、
限定醸造ビールA、限定醸造ビールB、限定醸造ビールC』




お料理は、まず“生ハムのシーザーサラダ”
麦酒蔵③



ダンナ・ピットの大好物“若鶏の唐揚げ”
麦酒蔵⑬



伊勢志摩は牡蠣が名産なので “カキフライ”
おススメされた“SARSON’S”のワインビネガーを付けて食べると
サッパリしたなかに香ばしさも加わって美味しかったです。
麦酒蔵⑤
麦酒蔵⑥



ちょっとずつ色々なお料理が食べられる”枡御膳”
あと2つか3つ多いタイプもあったと記憶しています。
麦酒蔵④



半額だったので限定醸造の”玄米エール”をジョッキで追加。
麦酒蔵⑧



おつまみも追加。
“自家製大根の地ビール漬け””きゅうりスティック”
麦酒蔵⑦ 麦酒蔵⑨




デザートに”お豆腐バニラアイス””豆味噌のアイス”
どちらもほのかに豆腐と味噌の風味がして美味しかったです。
本家本元の二軒茶屋餅もありましたよ。
麦酒蔵⑩


ビールもお料理も適当な量を数種類に渡って味わうことが出来て良かったですし、
入り口の右奥にある醸造タンクも見せる演出になっていて面白かったです。
メニュー構成も雰囲気も良いお店だなぁと思いました。



ちなみに利用したホテルは少し市街地からは離れた『ビジネスホテル羽根 伊勢インター』
連休だったので伊勢市内にホテルが取れただけラッキーでした。
昭和の香りのする古いタイプのホテルですけど、
インターネットも接続できて一通りの物は揃っていました。
コンビニが徒歩圏内に無かったのが不便と言ったら不便だったかな・・・。
ビジネスホテル羽根






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2011年12月 伊勢の旅②

2011 伊勢
02 /02 2012
いよいよ伊勢神宮・内宮へ。

宇治橋前の鳥居の前では記念写真を撮る人がいっぱい。
鳥居は橋の両側にあります。
伊勢・内宮①



五十鈴川に掛かる“宇治橋”
こちらも式年遷宮と同じく20年に一度架け替えられるそうですが、
戦争の影響で式年遷宮より4年早く行われるそうです。
現在の橋は平成21年に架け替えられたものだそうなので、まだまだ新しいですね。
伊勢・内宮②



宇治橋を渡って右手に歩いて行くとあるのが“御手洗場”
川べりは石畳になっていて水面が近いので手を浸す事が出来ますが、
うっかりすると落ちそう。
伊勢・内宮③



そのまま右側を歩いて行くと右手に見えてくるのが
“風日祈宮御橋(かざひのみのみやみはし)”
橋が架かっている川は五十鈴川の支流“島路川”
伊勢・内宮④



その橋を渡った所にあるのが“風日祈宮(かざひのみのみや)”
外宮の風宮と同じご祭神です。
伊勢・内宮⑨



橋を戻ってきて正面にあるのが“内宮神楽殿”
藍色の幕が目にも鮮やかでした。
伊勢・内宮⑤



ご正宮の隣にある“古殿地”
ここが平成25年の式年遷宮の時に新しいご正宮になるようです。
伊勢・内宮⑥



そして、いよいよ“ご正宮(皇大神宮)”
20年に一度建て替えられますが、様式は2000年間変わらないそうです。
間近まで行くと自然に口を開い眺めてしまうのは何故でしょうね。
伊勢・内宮⑦



ご正宮の後、“荒祭宮”に行く道すがら多くの人が触ったり抱きついたりしていた木。
みんなが触るので下の方はテカテカしていました。
謂れは分かりませんが御神木でしょうか。
ワンともたちも抱き抱きしてきましたよ。
伊勢・内宮⑪



最後は別宮の“荒祭宮”
ご祭神は“天照坐皇大御神荒御魂(あまてらしますすめおおみかみのあらみたま)”
天照大御神の二面ある魂の“荒ぶる魂”を祭っているそうです。
列の横で若いお母さんが長いこと手を合わせていたのが印象的でした。
何か鎮めて欲しい祟りめいた事でもあったんでしょうか・・・。
伊勢・内宮⑧



帰り道、神宮茶室のあたりで見かけたニワトリ。
これは御神鳥でいいんでしょうか。
そう思うと、どこか高貴なお顔立ち・・・。
伊勢・内宮⑩



また宇治橋を渡って煩悩いっぱいの娑婆に戻るとすっかり日が傾きかけていました。

駐車場に行く道すがらおはらい町をブラブラ。
お伊勢屋本舗①
お伊勢屋本舗の松坂牛しぐれを使った『福まん』



そして伊勢神宮に献上されている御料酒を造る“白鷹酒造(はくたかしゅぞう)”
醸造しているのは兵庫県西宮市。
いわゆる「灘の生一本」です。
白鷹①


今回は“風の宮”という純米吟醸酒を買ってきました。
まだ飲んでいないので早く飲みたいですね。
白鷹②



そしてこの日は最後に伊勢名物の一つ“へんば餅”を食べました。
“へんば”は馬を返す場所の“返馬”が由来だとか。
「あばた(痘痕)」の意味もあるそうですよ。
本店は市内の別な場所にあるようです。
へんぱ餅②



漉し餡入りの平たい餅菓子で、表面に焼き目が付いています。
太宰府天満宮の梅が枝餅にちょっと似ているかも。
お茶はサービスです。
へんぱ餅①



駐車場に戻った頃には薄暗くなっていましたが、時刻はまだ5時前。
冬至のすぐ後だから当然といえば当然ですね。






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ワンとも

計画好きトラベラー
「ワンとも」です。
旅の相方は「ダンナ・ピット」。
我が家の旅にまつわるアレコレを、乏しい文章力をフル回転して書いています。
応援よろしくおねがいします。