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田沢湖

2013 鶴岡・酒田
06 /07 2017
角館武家屋敷の後は田沢湖へ。
角館からは車で20kmほど北へ行ったところです。

田沢湖は火山の爆発で出来たという説が有力のようですが、まだはっきりしないのだとか。
2017 05 田沢湖①



それから、ここは日本で一番震度が深い湖だそうで、水の色を見ると岸近くから急激に深くなっているようでした。そんな感じなので遊覧船も岸ギリギリまで近寄れるみたいです。
2017 田沢湖



田沢湖といえば有名なのが金の”辰子像”
永遠の若さと美貌を望み龍になったという伝説があります。
龍になったのは悲劇ですが、八郎潟の龍神と結ばれて今は田沢湖で一緒に暮らしているそうですよ。だから冬でも田沢湖は凍らないのだとか。そんな言い伝えから縁結びのスポットでもあるそうです。でも、八郎潟から龍神が居なくなたせいで八郎潟は干上がってしまったみたですけどね。
2017 田沢湖 辰子像


龍になった娘の姿を嘆き母が放った木が国鱒に変化したというお話もあるそうです。国鱒というとさかなクンが山梨の湖で発見した幻の魚ですね。昔は田沢湖にもいっぱいいたらしいですよ。



金の辰子像の側にある“浮木神社(うききじんじゃ)”
1769年に秋田藩士・益戸滄洲によって漢槎宮(かんさぐう)と命名されたので、田沢湖を漢槎湖とも呼ぶそうです。
2017 田沢湖 浮木神社①



ここでも御朱印を頂きました。
2017 田沢湖 浮木神社②




辰子像や浮木神社のある場所から約5kmの所にある“御座石神社”も辰子伝説に縁のある場所。
秋田藩主が田沢湖遊覧の際に休憩したことから、御座石の名前の由来になっているそうです。
2017 田沢湖 御座石神社②

2017 田沢湖 御座石神社① 2017 田沢湖 御座石神社③



ここでも御朱印を頂きました。
2017 田沢湖 御座石神社④



湖のほとりにも鳥居がありますが、柵などはないので正面から撮影する際は落ちないように気を付けてくださいね。いきなり深そうだったので。
2017 田沢湖 御座石神社⑤




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山形・庄内の旅⑩

2013 鶴岡・酒田
10 /07 2013
鶴岡最後の観光は『鶴岡カトリック教会 天主堂』

前日、酒田から戻ってきてからちょっと寄ったんですが
肝心なものを見るのを忘れてしまったので再度行ってみました。

こちらの天主堂は1903年(明治36年)に完成したロマネスク様式の木造建築で、
国の重要文化財だそうです。
2013 09 鶴岡カトリック教会 天主堂④


自然光だけなのでちょっと暗くなっちゃいましたが、こちらが祭壇。
両脇の窓の絵はステンドグラスではない「貼り絵」という方式で、日本で見られるのはこちらの教会だけだそうです。
2013 09 鶴岡カトリック教会 天主堂①


こちらは祭壇の反対側、入り口の上にあるパイプオルガン。
2013 09 鶴岡カトリック教会 天主堂②


信者の席が畳の上に椅子というのも日本ならではな感じです。
2013 09 鶴岡カトリック教会 天主堂③


そしてこちらが“黒い聖母”
こちらの教会が出来たときにフランスのノルマンディーにあるデリブランド修道院のから寄贈されたものだそうです。
黒い聖母はモンセラットで見て以来です。あまり無いので珍しいですよね。
前日はコレを見るのを忘れちゃって再度の来訪でした。
2013 09 鶴岡カトリック教会 天主堂⑤
コンデジのレンズの内部が曇っていたようです(- -;)



鶴岡観光はここまでで帰路につくことにしましたが、ちょうどお昼だったので鶴岡でランチを食べてから帰ることにしました。

お店に着くちょっと前ぐらいから台風の影響で強雨が暴風雨になってきました。
古い蔵を移築した素敵な外観だったんですけどね、写真なんて撮れる状況じゃなかったので駐車場からダッシュで店内へ。
開店してすぐだったのでまだ空いていましたが、暴風雨にも係わらず暫らくすると店内はほぼ満席に。人気店のようです。
2013 09 山形・庄内 金沢屋①
羽黒のそば蔵『金沢屋』


2人とも注文したのは十割そばと麦切りの “あいもり”
タイムサービス(11時~12時までの20食限定)で通常1,050円が680円です。
そばも麦切りもほぼ一人前に近い量でお盆に乗り切らないので麦切りは別に出てきました。
2013 09 山形・庄内 金沢屋②
2013 09 山形・庄内 金沢屋③
「麦切り」


麦切りは小麦粉を練って切るから麦切りというそうです。
麦切りがちょっと細いぐらいでうどんとの違いはよく分かりませんが、つるつるシコシコで美味しいのは間違いありません。


タイムサービスで得しちゃったのでデザートのセットも食べました。
食事と一緒だと500円が350円になります。
デザートはとうふプリンとお酒の風味がするパウンドケーキ?でした。
2013 09 山形・庄内 金沢屋④


食後もダッシュで車に駆け込み、台風に向かって帰ってきました。

仙台在住だったころに山形には何度か行っているんですが、雨の確立が高いんですよねぇ。一度は雪で大変な目に遭ったし・・・。

でも、庄内地方はとてもいい所でしたし、山形は他にも蔵王や山寺が有名です。
どちらもこれからの見所は紅葉でしょうかね。


これで山形・庄内のたびは終了です。
長々とお付き合いありがとうございました。


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山形・庄内の旅⑨

2013 鶴岡・酒田
10 /05 2013
3日目最終日は庄内藩の藩校『致道館』から。
鶴丘公園(鶴ヶ丘城址)のそばにあります。
残念ながら雨、雨、雨・・・。
2013 09 致道博物館②
『鶴岡公園(鶴ヶ丘城址)』のお堀
桜の名所だそうです。



致道館は庄東北唯一の現存する庄内藩の藩校で国の史跡にもなっています。
2013 09 庄内藩校 致道館⑥
『表御門』


孔子を祭る『聖廟』
孔子像や孔子画など孔子がいっぱい展示されています。
2013 09 庄内藩校 致道館⑦


聖廟に展示されているこの孔子の画ですが、
2013 09 庄内藩校 致道館⑨


輪郭は全部 漢字です。
2013 09 庄内藩校 致道館⑧


こちらは『講堂』の入り口部分。
2013 09 庄内藩校 致道館①


中には当時の教材を中心にした展示がされていますが、
こちらは当時の授業風景の絵です。
様子からすると今の小学生ぐらいを対象にした句読所でしょうかね。
2013 09 庄内藩校 致道館⑤


江戸時代の地図『喎蘭(オランダ)新訳地球全図』
丸の部分が日本です。
日本の東側の太平洋は小東洋になっていますが、日本海については標記がありません。この地図の刊行は1796年です。
2013 09 庄内藩校 致道館④


こちらの前漢書、後漢書はもうちょっと高学年になってからかな。
全部漢字ですけど、レ点とか一二点とか無いですね。あっても読めないけど・・・。
漢文に慣れていたら英語の文法とか憶えるの、ちょっと楽だったのかなぁ・・・。
2013 09 庄内藩校 致道館⑩


「敬天愛人」といえば西郷隆盛。
この書は旧庄内藩主16代当主・酒井忠良のもの。
西郷隆盛は敵だったのに庄内の人に敬愛されているんですよね。
どんな人だったのか実像が気になる人です。
2013 09 庄内藩校 致道館②



次は鶴ヶ丘城跡内にある『大寶館』
大正天皇の即位を記念して造られた建物だそうです。
中部は撮影禁止だったので外観のみ。
中は鶴岡出身または係わりのある偉人の功績が展示されていました。
2013 09 致道博物館①



次は『致道博物館』へ。
こちらも鶴岡公園のすぐそばにあって、以下の施設が全部敷地内にあります。
内部撮影は不可だったので外観のみです。

入り口の正面にある『旧鶴岡警察署庁舎』
これから修復にはいるようで内部見学は不可になっていました。
2013 09 致道博物館③


『旧西田川郡役所』
吊り階段という下からの支えが無い珍しい階段があります。
大寶館もそうでしたが、とにかく階段は一段が高くて急なので昇るのが大変でした。
2013 09 致道博物館④


『庄内藩主御隠殿』
1863年(文久3年)に藩主の隠居所として建てられたものだそうです。
文久3年は新撰組結成の年ですね。
2013 09 致道博物館⑤


左が『民具の蔵』、右が『重要有形民族文化財収蔵庫』
2013 09 致道博物館⑧ 2013 09 致道博物館⑨


田麦俣の多層民家『旧渋谷家住宅』
白川郷などに見られる合掌造りとは見た目がちょっと違いますが、
内部の使用方法は似ていて上階では養蚕をしていたようです。
2013 09 致道博物館⑥


この建物を見ている時に居合わせた人達の会話がダンナ・ピットにはサッパリ分からなくてカルチャーショックを受けていました。

ワンともは分かりましたけど、たぶん強い北東北の訛りっぽかったので、これに方言が入っていたらよく分からなかったかも。

同じ東北でも北と南ではだいぶ違うので知らない方言もありますからね。今流行っている「じぇじぇじぇ」なんて初めて聞きましたしね。
青森までいくともう全然分からないです。

ワンともの地元だと北関東の方が通じるかも。

ちなみにどんな会話だったかというと「同じような物がいくつもあるね。杵も似たようなのがいっぱいあるよ」というようなことでした。






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山形・庄内の旅⑧ 『穂波街道 緑のイスキア』

2013 鶴岡・酒田
10 /04 2013
2日目の夕食は田んぼの一軒家レストラン『穂波街道 緑のイスキア』へ。
イスキアというのはイタリアの島の名前だそうです。
ホントに田んぼの中にぽつんと建っている一軒家なんですが、
概観を撮ってくるのを忘れてしまいました。

お店へは駅前からタクシーで。
時間はだいたい10分ぐらい、料金は1,000円前後でしょうか。
お店にも駐車場がありますが飲みたかったので(^^;)


ピザの窯が印象的な明るくてオシャレな店内。
この後すぐテーブル席は満席になりました。
2013 09 山形・庄内 緑のイスキア①


こちらは定番のカプレーゼ
ちゃんと水牛のミルクで作ったモツァレッラチーズとミニトマト。
ミニトマトは特に記載はありませんでしたが、こちらのお店では野菜を自家栽培していて、できるだけそれを使うようにしているようです。
2013 09 山形・庄内 緑のイスキア②


パスタはボジリボ風魚介のリングイーネ
フレッシュトマトのさっぱりした味わいの中にも魚介のエキスの旨みがあるパスタ。
約2人前の量があるので二人で分けてちょうどいい感じでした。
ボジリボというのはナポリにある眺望のいい丘の名前のようです。
2013 09 山形・庄内 緑のイスキア③


こちらは庄内産キノコとアンチョビのピザ
こちらのお店ではメインということになるでしょう。
なぜならこちらのお店のピザ職人さんは世界で296番目にイタリアの「真のナポリピッツァ協会認定証」を受けていて、さらに2012年ナポリピッツァオリンピックで日本代表で2位個人で4位に入賞しているから。
香ばしくて薄生地なのにモチッとした食感もあって生卵をトッピングできるのも日本ならではですよね。
2013 09 山形・庄内 緑のイスキア④


最後のデザートは珍しくダンナ・ピットもデザート食べてました。
ダンナ・ピットがカプリ風チョコケーキ、ワンともがフランボワーズとマスカルポーネのムース
2013 09 山形・庄内 緑のイスキア⑤ 2013 09 山形・庄内 緑のイスキア⑥


帰りのタクシーもお願いすると呼んでくれました。

こちらのお店は楽天イーグルスのホームスタジアム「Kスタ宮城」内にも出店しているようで、お店の名前は『赤のイスキア』というそうです。






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山形・庄内の旅⑦ 『酒田』 ~その3~

2013 鶴岡・酒田
10 /03 2013
雨はいっこうに止む気配はありませんでしたが次の目的地へ。

こちらは酒田市内にある『本間家旧本邸』
1768年(明和5年)に幕府巡検史を迎える藩主のために本間光丘が建てた武家屋敷で、その後、本間家の本邸になったそうです。
後で自分のところに戻ってきたとはいえ、藩のためにお屋敷を建てて献上するなんてすごい財力ですね。
2013 山形・酒田 本間家旧本邸④


武家屋敷ですが商家造りにもなっていて、全国的にも珍しい様式なんだそうで、
昭和20年まで実際に邸宅として利用されていたそうです。
昭和20年というと70年近く前なんですけど「ずいぶん最近まで使っていたんだなぁ」という感じがします。
2013 山形・酒田 本間家旧本邸②
『玄関と伏龍の松』


建物の中は見学しませんでしたが、庭へ通じる扉が開いていたのでそこから庭だけ撮ってきました。石などは北前船で運ばれたものだそうです。
2013 山形・酒田 本間家旧本邸③



こちらは道を挟んでお向かいにある別館『お店』
屋号は「新潟屋」だったそうですが、ワンとも達は外観を見ただけなので何を商っていたのかは分かりません。
2013 山形・酒田 本間家旧本邸①



次は『旧割烹小幡』へ。
こちらは映画『おくりびと』のロケ地です。
広末涼子以外はいい映画でしたね。
2013 山形・酒田 旧割烹小幡①


この入り口のある建物は主人公が勤めることになった葬儀社に使われました。
割烹の洋館の入り口部分だそうです。
2013 山形・酒田 旧割烹小幡②


葬儀社の事務所になった部分。
2013 山形・酒田 旧割烹小幡③


洋館の3階部分にはおじいさんがキスマークで送り出されるシーンの一部を再現。
実際の撮影は近くの米穀店で行われたそうです。
2013 山形・酒田 旧割烹小幡④


同じく3階にある社長室。
3階は和の造りなのに床は板というかタイル敷きのようになっていて
かつてはダンスフロアーとして使っていたそうです。
そういうハイカラが流行った時代なんでしょうね。
2013 山形・酒田 旧割烹小幡⑥


本館の座敷部分にもワンシーンが再現されていました。
こちらでも撮影があったそうです。
2013 山形・酒田 旧割烹小幡⑦


本館は明治ごろに建てられて洋館は後から増築されたようなんですが、坂道に建っているのと、何度も増改築をしているせいか中はちょっと複雑な層になっています。
大広間などもあるようですが老朽化が激しくて中に入れない状態だそうです。

この味を失わずになんとか維持していって欲しいですね。


割烹小幡を後にして歩いてすぐの所にある日和山公園へ。

ここにもいた、松尾芭蕉!
松尾芭蕉は酒田にも来て一句よんでいるんですよね。
2013 山形・酒田 日和山公園①


公園からは酒田港が一望できました。
2013 山形・酒田 日和山公園②






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ワンとも

計画好きトラベラー
「ワンとも」です。
旅の相方は「ダンナ・ピット」。
我が家の旅にまつわるアレコレを、乏しい文章力をフル回転して書いています。
応援よろしくおねがいします。