龍山寺の後、
西門の辺りまで散策してみることにしました。
西門は北の方なのですが、東側に露店が出いていたので
なんとなく引かれるようにそちらの方へ。
さらにローカルな市場らしき通りを発見してそちらへ。
そこは市場というかアーケード街のようだったのですが、
二人で並んで歩くといっぱいぐらいの幅の通りの両脇に
いろんなお店がびっしり並んでいました。
とある鶏肉屋さんの奥の檻には生きたニワトリが…

足りなくなったらその場で捌くんでしょうか。
時間が早かったのか遅かったのか
あまり人通りはありませんでしたが、
ローカルな素の台湾の一部を見たような気がしました。
画像がないのが残念というか、撮るのを忘れちゃって…。
方向を修正して出てきたのがこの交差点。
なんだか歴史がありそうなレンガ造りの建物だったので撮ってみました。
“台北市郷土教育中心”とあります。
ちょこっと映っている信号、形が日本と似てる。
後ろにある建物は老松國小学校というらしく、
一時は児童数が一万人をこえる超マンモス校だったそうです。
ワンとも達が歩いていたのは
昆明街という通りのようでした。
ここはダンナ・ピットの小腹を満たすために入った通りがかりのお店です。

地元の人しか来ないのか、ちょっと珍しがられているような気配がしました。
お店の人は静かでしたけど感じが良かったです。
メニューは当然、全部漢字ですけど、なんとなく雰囲気は分かりますね。

注文したのは
“榨菜肉絲麵”いつも朝食を食べないワンともに一杯は多いので
ダンナ・ピットのを少し分けてもらいました。

薄味でサッパリ、でも味はしっかり。
麺が違いますけど、ちょっとベトナムのフォーに似た感じでした。
途中、道を間違えたものの、なんとか
電影(映画館)街まで辿りつきました。
電影街には20軒以上の映画館があるのだそうです。
ワンともは撮影所があるのかと思ってました。
台湾は映画製作が盛んですから。

この日はあまり人通りがなかったのですが、
なぜか、大きな黒い犬がスクーターを全速力で追いかけているのを目にしました。
スクーターの人が飼い主でそれを追いかけているように見えましたけど、
実際にはどうだったんでしょう。
日本であまり見かけない光景ですね。
西門は“台湾の原宿”と言われているそう。
確かにいろんなショップがたくさんあって賑わっていました。
そんな若者の街にある日本統治時代の遺産が
『紅樓劇場』今はコンサートなどが行われる劇場になっているそうですが、
統治時代は
「八角堂市場」と呼ばれる市場だったそうです。

中は改装されていて、ロビーには昔の資料が展示されていました。
時代は分かりませんが、昔の景観はこんな感じだったようです。

日本語の古いブリキの看板も。
日本の資料館にいるような不思議な錯覚がありました。

そこから“西門駅”を越えて
『総統府』へ。
日本統治時代は
「総督府」だった建物です。
地図で見るとそうでもないのですが、けっこう歩きました。
暑いから余計遠く感じたのかもしれません。

西門から来るとちょうど裏側に出るんですね。
ガイドブックの地図にはどっちが正面かまでは描いていないんです。
どこが入り口なのか確かめようにも
敷地の要所には自動小銃を持った警備兵が立っていて
近づくのが怖い感じでした。
裏から見るとこんな感じ。
これでも100mぐらいは離れて撮ったかな。
それだけ離れても、裏からだと塔の部分があまり見えません。

ガイドブックをよく読むと、
見学できるのは9:00~11:30の間だけだったみたいです。
無駄に歩きまわったせいで、
汗だくのダンナ・ピットのタオルハンカチは吸水率200%

ワンとものメイクなんてもうドロドロ…きゃ~