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ワンコの歯石取り

ワンコ(&aibo)
10 /30 2012
昨日は我が家の愛犬・ちゃまの歯石取りの日でした。

朝晩の食後には歯磨きガムを与え、最近は寝る前にはほぼ毎日歯磨きシートでデンタルケアしていたんですが、がっちり歯石が付いてしまいました。
口臭も酷くなってきてペロペロされるのがツライ

で、先日、混合ワクチンの予防接種に行ったときに歯石の事を聞いたら
「老齢期に入る前に取った方がいいでしょう」とのことだったので、
「善は急げ」で昨日取ることにあいなりました。

歯石取りと言っても、ワンコの場合は動かないように全身麻酔をするので、
ちょっと心配ではあったんですが、無事にキレイになって帰ってきました。
抜歯も歯周病もナシ

お迎えに行ったら元気に飛びついてきたのはいいんですが、
勢い余って顎に頭突きをくらって・・・

朝から絶飲絶食だったので、家に着くなり水をガブガブ飲んで一気にご飯を食べ終わると、病院での大歓迎とは一転してなんだかワンともに寄り付かないんですよねぇ。

「お前、お散歩って騙して病院に連れて行ったな。
しかも朝ゴハンも水も抜きだったワン
というような文句ありげな顔して。

「アンタの健康のためなのよぉぉぉ!」 と関係修復を迫るワンとも。

「あいつが意地悪したのかぁ。かわいそうにぃ~」と険悪を煽るダンナ・ピット。

一夜明けていつも通りの仲良しワンともとちゃまに戻りましたけど、
昨日はマジで不貞腐れていたかも・・・。
ちゃま 20121030
「今日のボクちんは昨日のボクちんとは一味違うワン」


ダックスは歯石が付きやすい犬種だそうなので、また付いてしまうかもしれないと言われましたが、頑張ってさらなる予防に努めたいと思い、歯みがきシートから一つステップアップした商品を買ってきました。今日から歯磨き粉付きだゼ~。
初めての歯みがきセット


参考までに今回の歯石取りの費用は血液検査などの諸費用込みで28,800円でした。






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大福中枢を刺激されて・・・

世間話し
10 /25 2012
最近読んでいる本に影響されてやたらと大福が食べたい今日この頃。
昨日もダンナ・ピットに内緒で一人だけローソンの純生クリーム大福宇治抹茶を・・・。
純生クリーム大福宇治抹茶① 純生クリーム大福宇治抹茶②


ダンナ・ピットにだって新発売のほろ苦カラメルの濃厚マロンぷりんを買ってきましたよ。もちろんワンともも食べましたけど。
おかげでリラックマのマグカップが貰えるシールが順調に溜まっています。


さて、ワンともの大福中枢を刺激している本ですが、『幕末単身赴任 下級武士の食日記』というもので、紀州和歌山藩の勤番侍・坂井伴四郎が江戸単身赴任中の生活の様子を記した日記を元に、当時の食生活を解説している内容です。



酒井伴四郎が江戸に来た時期は桜田門外の変があったのと同年。
あちこちで「天誅!」とか「攘夷!」とか物騒な事が起こっていたようなイメージですが、まったく暢気な様子で江戸見物とか食べ歩きとかそんなのばっかりです。

お酒もよく飲むんですが甘い物もたくさん食べていて、ちょうど藩邸のあった麹町から四谷界隈に当時人気のあった”助惣焼”と”おてつ牡丹餅”というお店があったようで、甘味環境バッチグーと思っていたようですよ。

牡丹餅はぼたもち、お萩のことで、夏に食べると「炎暑に当たらない(熱中症予防)」という説もあったそうです。助惣焼は小麦粉を薄く焼いて餡子を四角く包んだもので、どら焼の初期型という説も。

それから「江戸の饅頭は美味しくないけど、餅菓子は美味しい」と言っています。
江戸はうるち米やもち米を使ったお菓子が発達したようです。例えば、前出の牡丹餅の他に柏餅、さくら餅、大福、団子各種などなど。

本ではどちらかというと、いや、大部分は牡丹餅がフィーチャーされていたんですが、ワンともはあまりぼたもちが得意ではないので、近いところで大福に置き換えられて増幅され刺激された感じです。

普段の食事ですが、伴四郎たちは下級武士の単身赴任なので基本的に自炊で、食べていた物も庶民と変わらないようでした。同じ長屋に住む者同士での食材のやり取りもあったりして、ちょっとした主婦のようです。この頃は砂糖が庶民でも手に入るようになってきたのと、味醂が登場して江戸の甘い料理が出来上がってきた時代でもあるそうです。

江戸での生活は伴四郎とその叔父さん、直助の三人で同居。
同居とはいえ基本的に自分の食事は自分で作って食べていたようなんですが、
叔父さんがしょっちゅう伴四郎のおかずを食べちゃうんですよね。
しかも「あんまりお腹の調子が良くないんだよなぁ」と言いつつ(笑)

ルーズな伯父さんとの共同生活に伴四郎はちょっとストレスを感じていたようですが、伯父さんは伯父さんで伴四郎を「うるさいなぁ」と思っていたようです。直助は直助でちょっと不精。

食べ歩きでは蕎麦と寿司、あとお鍋も多かったと思います。
たまに薬喰いと言って獣肉も食べたりしてます。
お酒は必ずと言っていいほど飲んでいますね(笑)

日記によると伴四郎は寿司と甘酒の組み合わせが多かったようなんですが、合う?
昔の自然な甘さの甘酒ならなんとかイケるのかなぁ・・・。
しかし、米に米ですよねぇ。お酒でも米に米なんですが、つぶつぶ感と甘さがねぇ・・・。

そうそう、1月7日(人日)、雛祭り、端午、七夕、長陽(9月9日)は重要な節句だったようで、それぞれの縁起物を食べていたようです。七夕は素麺を食べる風習があったようですが、ワンともは初めて聞きました。この風習が残っている地域ってありますか?

あと6月16日嘉祥の日といってお菓子を食べる日。平安時代に疫病退散の祈願に菓子などを神前に供えた事が起源で、江戸時代は将軍様から一定の身分の者に菓子が下賜されたそうです。現在は和菓子の日なんですって。

我が家でも来年から長陽の節句と嘉祥の日もこじつけて・・・じゃなくて、
ちゃんとお祝いするようにしようっと。






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飛騨高山の旅⑦

2012 飛騨高山
10 /17 2012
続いてもダンナ・ピットたっての希望で高山ラーメン『豆天狗』へ。

当初の予定では前日のお昼ごろに高山に着いたら昼食に高山ラーメンを食べようと思っていましたが、それがご破算になったため2日目の昼食後になりました。

13時過ぎでしたけど待ちのお客さんも。
行列するほどではありませんでしたがお客さんは途切れなく来ていました。
高山ラーメン『豆天狗』③



ダンナ・ピットはつけ麺。
高山ラーメン『豆天狗』①



ワンともは定番のラーメンを。
高山ラーメン『豆天狗』②


1時間前にお昼を食べたばかりですし、その前に朝市で買い食いもしていますから
ワンともの胃は限界・・・
半分以上残してしまい、あとはダンナ・ピットが食べました。

美味しかったんですけど、美味しかったと思うぐらいしか印象が・・・
ううう・・・お店の方、ゴメンなさい

次はベストコンディションの時に味わいたい・・・。





次も根性で富士屋『花筏』でお茶タイム。
町家造りの古民家と飛騨の家具を使った和モダンなお店でした。
冨士屋花筏④


ダンナ・ピットはほうじ茶、ワンともはほうじ茶と和菓子のセット。
和菓子は栗きんとんを葛かな?で包んだ涼しげなもの。上品な甘さ。
甘味は別腹ですナ
冨士屋花筏② 冨士屋花筏③




この後、ちゃまをペットホテルに迎えに行き帰途に着きましたが、
帰りは行きよりも激しい大渋滞で10時間かかりました。

途中に休憩で寄った”双葉サービスエリア(下り線)”にはペット連れに嬉しい施設も。
ペットウォータリングエリアと言ってドッグランに足洗い場があり、ペット専用の汚物処理BOXもありました。
最近は、あちこちのSAやPAにこういったペットに配慮した施設が増えているので
ペット連れの旅行にはとても助かります。
双葉SA ドッグエリア④ 双葉SA ドッグエリア①
双葉SA ドッグエリア③ 双葉SA ドッグエリア②





これで飛騨高山の旅は終わりです。
旅行から一ヶ月経っちゃったゼェ~
スローすぎる更新にお付き合いくださいまして有難うございました






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飛騨高山の旅⑥

2012 飛騨高山
10 /15 2012
高山陣屋の後は少し早いけどお昼へ。

お店は『飛騨牛カレーハウス』
飛騨牛の精肉店『天狗総本店』が経営するカレー専門店で、
精肉店と併設の飛騨牛食処『天狗』のすぐそばにあります。
モダンな外観と店内。席はカウンターのみでした。
天狗総本店 飛騨牛カレーハウス①



飛騨牛食処『天狗』は、以前テレビでも見たことがありますが、内容もいいけどお値段もいい高級店。それなのに次から次へお客さんが入っていくのにビックリ!
そういえば、ガイドブックにも載っている『キッチン飛騨』の前を通ったら、予約でイッパイのため新規のお客さんをお断りしているのを見かけました。こちらもなかなかの高級店ですよ。


高級飛騨牛にはとてもとても手が出ないワンともたちは、同じ高級飛騨牛でも
比較的リーズナブルなカレーの方を。
とはいっても単品1,600円、サラダ・コーヒー付きセットで2,100円。
日頃はこんな高級カレーは食べませんが旅行なので(^o^ ;)
味はお値段に遜色無い美味しさでした。
天狗総本店 飛騨牛カレーハウス②



『飛騨牛カレーハウス』
<MAP> 県道462号線沿い
〒506-0011 岐阜県高山市本町1-21
営業時間/午前11時~限定数終了まで、又は午後5時
定休日/火曜日
TEL/0577-32-0147






お昼の後は、ダンナ・ピットが出張で来た時に前を通り掛って気になっていたという
『高山昭和館』へ。

平成に近い昭和の物もありましたけど、主に昭和30年代頃の物が多かったでしょうか。まさに「三丁目の夕日」といった感じ。
「三丁目の夕日」・・・予告編しか見たこと無いけど。
高山昭和館⑲



入り口にはダンナ・ピットの大好きな古い車。
高山昭和館①



そして買うこともできる駄菓子屋さん。
高山昭和館②



有料の展示スペースではちょっとした横丁風に町並みを再現。
高山昭和館⑮



昭和の食堂。
高山昭和館⑧



行く所に行けば残っていそうな雰囲気の店内。
高山昭和館④



食品サンプルも昭和な感じ。
高山昭和館⑨



電気屋さん。
メーカーを問わず昭和の家電が並んでいました。
昔は家電量販店みたいなのは無くて、個人の電気屋さんばっかりでしたね。
高山昭和館③



古いテレビで古い番組を流していました。
今は、この頃と比べると信じられないぐらいの進化です。
そして、テレビが売れないとかテレビ離れなんて想像もつかない時代だったでしょうね。
高山昭和館⑦



こちらは雑貨屋さんだったかな?
高山昭和館⑤



これ誰でしょう?松本幸四郎??
高山昭和館⑩



ビタ・カルピス? 初めて聞きました。
グラスの中のストローの先も水玉じゃなくて螺旋。
高山昭和館⑪



昭和40年頃のアメリカ製ジュークボックス。
100円で3曲聴けます。曲は80年代のポップスが多かったと思います。
高山昭和館⑫



診療所。
診療所っぽい匂いがしました。
『梅ちゃん先生』の頃あたりでしょうかね、この雰囲気。
高山昭和館⑥



床屋さん。
高山昭和館⑭



学校。
これはちょっと昭和でも古い時代じゃないでしょうか。
ワンともの小学校時代は今とそんなに変わらない机と椅子でした。
高山昭和館⑰



昭和のアイドルのポスターもイッパイ貼ってあったんですけど・・・これは誰でしょう?
誰か分かる方がいたらコメントお願いします。
高山昭和館⑬



最後に再現した映画館で古い記録映画を見て出てきました。
高山昭和館⑱


大人500円でしたけど、なかなか充実した内容でしたよ。






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飛騨高山の旅⑤

2012 飛騨高山
10 /09 2012
古い町並みさんまちから『高山陣屋』へ。

高山陣屋の前にも朝市が出ていました。
高山陣屋前朝市



高山は幕府の直轄地だったので、郡代や代官が江戸から派遣されてきました。
幕末の有名な幕臣・山岡鉄舟は、お父さんが高山郡代だったため、子供の頃に高山陣屋で過ごしたことがあるそうです。

高山陣屋は役所、役宅、御蔵を併せた総称で、日本で唯一、現存する陣屋だそうです。
高山陣屋①



こちらは玄関を入ってすぐのお役所、御用場。
高山陣屋②



湯呑所の囲炉裏。
天井から吊るされた木や竹の素材の物は自在というそうですが、魚の形の木彫に取り付けられた金具を自在に掛けたり外したりして高さを変えることができるそうです。
別な部屋の木彫は扇でした。
高山陣屋⑫



こちらは長押飾り金具といって釘を隠すためのもの。
左が現在の陣屋に使われている復元されたもの、右がオリジナル。
高山陣屋③ 高山陣屋⑭




郡代が生活した部屋「嵐山之間」
高山陣屋⑯



3階建ての部分もありましたけど、ここからは2階までが限界・・・。
外は真夏なみの暑さでしたが陣屋内はとっても涼しくて、ここでしばらくゴロゴロしていたいぐらいでした。日本家屋は夏向きに造ってあると聞いた事がありますが実感しましたね。
あと、この陣屋はやたらとトイレが多いんだそうです。
見学者が利用できるトイレは外にありました。
高山陣屋④



高山周辺の屋根は板を段々に重ねて造っていたそうです。
これは瓦だと雪の重みで更に屋根が重くなっちゃうのと、飛騨が木材の産地だからだそう。屋根板はだいたい20年で全部取り替えたそうですよ。
高山陣屋⑰ 高山陣屋21 



こちらは茶の間。奥が女中部屋。
高山陣屋⑤



こちらは台所の竈。
向こう側の人の動きがブレて、お釜から湯気が立っているような効果に。
ワンともが子供の頃、実家ではこういうお釜でご飯を炊いていました。
燃料は薪じゃなくて炭でしたけど。
高山陣屋⑥



台所の天井は高く取ってあって、上の方の窓から煙を逃がしていたそうです。
煙で柱や壁を燻す事で黒くなり防虫効果があったようですよ。
高山陣屋⑬



こちらは大広間。
この後、ここで琴などの演奏会があったようで、正面奥に毛氈が敷いてありました。
掛け軸の孝と忠。最近知ったんですが、儒教では孝>忠なので中国や韓国では未だに縁故主義が強く、国への忠誠を持たせるために外敵が必要なのだとか。さらに悌(兄>弟)の観念もあって厄介なんだとか。日本は天皇を国の親とすることで孝忠の整合性を取り、国が纏まるのに外敵を設定する必要が無かったのだそうです。
高山陣屋⑦



恐ろしげな御白州。
あのギザギザの板は「仁~JIN~」で見た~!!
それ以前に砂利の上を歩くのも座るのも痛そうなんですけどぉ・・・。
高山陣屋⑲



最後に御蔵ですが、こちらはつい最近までJAの倉庫として使っていたそうです。
今は資料が展示されています。
高山陣屋⑳



柱はこんな風にして削ったそうです。
柱に痕跡が残っていますが、触ってもOKなのでボコボコが分かりますよ。
高山陣や⑩ 高山陣屋⑪




御蔵に何が入っていたかというと、やっぱり年貢米。
高山陣屋⑮


高山陣屋の管轄内で起こった大きな一揆についての展示もありました。
親子二代の悪徳郡代による長期間の圧政。農民は座していても死なら行動して死の方を選んだのかもしれませんね。バカ父は失明のあと急死、バカ息子は幕府によって処罰されたので、多少は農民も報われたのかなぁ・・・と。

時代劇の影響で郡代・代官=悪の図式が刷り込まれている感がありますが、
実際には悪郡代や悪代官はすぐクビになったようなので、この飛騨郡代の親子は稀なケースだったのかもしれません。父郡代の奥さんは夫の冷酷さに失望して自害しているぐらいなので、本当に人でなし親子だったのかも。


高山陣屋では前を進んでいたツアーガイドの説明を漏れ聞きながら見学したので、
ブログも思いのほか充実した内容になりました。
どこのツアーか分かりませんが、この場を借りてお礼を申し上げます。






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ワンとも

計画好きトラベラー
「ワンとも」です。
旅の相方は「ダンナ・ピット」。
我が家の旅にまつわるアレコレを、乏しい文章力をフル回転して書いています。
応援よろしくおねがいします。