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2013年 バルセロナ-プラハ旅行⑰

2013 バルセロナ&チェコ
02 /28 2013
「プラハに何しに行ったんだ?」

それはね・・・ビールを飲みに行ったの!!


ということで、プラハ最初の夕食はユダヤ人町にあるホスポダ(居酒屋)
『コルコフナ(Kolkovna)』
ピルスナー・ウルクェルのタンクビールが飲めるお店です。
タンクビールというのは醸造所からタンクで仕入れたビールのことだそう。
2013January プラハ Kolkovna⑨



地下の席へ案内されましたが、貯蔵庫を改造したような感じでした。
2013January プラハ Kolkovna①



待望の一杯目は、ダンナ・ピットがピルスナー・ウルクェル、
ワンともがウルクェルとKozelという黒ビールのハーフ&ハーフ。
2013January プラハ Kolkovna③



2杯目は、ダンナ・ピットが黒ビールKozel、
2013January プラハ Kolkovna⑤



ワンともがマスター・デミダーク・スペシャル。
2013January プラハ Kolkovna⑥



食事はチェコ・ハム。
アッサリした味のハムでビールによく合いました。
それから口当たりが爽やかな白っぽいソースが美味しかったです。
2013January プラハ Kolkovna④



シーザーサラダ。
チキンも入っていてボリュームがありましたし、味も美味しかったです。
2013January プラハ Kolkovna⑧



そして、メインはアヒルのロースト
(クネドリーキ・ジャガイモのダンプリング・ザワークラウト付)。
この大きさで半身です。
このぐっさり刺さったナイフがなんとも・・・。
2013January プラハ Kolkovna⑦

アヒル肉は初めて食べましたけど、鶏肉と比べて弾力があるんですね。
でも、決して固いわけではありません。味付けもシンプルで美味しかったです。
それにしても、骨付き肉って、カニ食べている時みたいに無口になりますね。


楽しみにしていたチェコ・ビールですが、期待以上の美味しさでした。
しかも安い!!
ピルスナー・ウルクェルの500mlで48コルナ(約220円)
一番高いマスターデミダークスペシャルでも52コルナ(約240円)
ビール王国ドイツのビールも安くて美味しいと思いましたけど
チェコビールもやりますね。
単純に比べられませんが、甲乙つけ難いですよ。



最後に、このお店では意外なものを見かけました。
案内された席の傍に何やら漢字で書かれた免状の額があったんです。
一部アルファベット表記があった他は全部漢字だったので多分漢文だと思うんですが、旧漢字もあって詳しい内容はよく分かりません。
何やら特許関係の登録証のようでした。
2013January プラハ Kolkovna②

文面にあった「特許発明局長 高橋康順」は日本人名ですね。
「康徳三年七月十四日」というは何処の年号なのか?
調べてみたら満州国の年号でした。
康徳三年は日本の昭和11年(1936年)で、二二六事件があった年です。

免状はピルスナー・ウルクェルの商標登録証だと思われますが、現在の日本のビールはピルスナータイプが主流だということや、こういった登録証を見ると、日本のビールにはチェコビールの影響も少なからずあるのかもしれませんね。

でも、これがどうしてこのお店にあるのかは分からず終いです。




『KOLKOVNA ORIGINAL』
V Kolkovně 8, 110 00 Praha 1-Staré Město <MAP>
224 819 701

※コルコフナは同じようなロゴを使っている『KOLKOVNA OLIMPIA』というチェーン展開しているお店もあるようですが、ORIGINALとはどいう関係なのかは分かりません。
ワンとも達が泊まったホテルの傍にも『Kolkovna Celnice』というお店がありましたが、これはOLYMPIAグループのようです。
ガイドブックなどに載っているのはORIGINALの方でした。





  






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2013年 バルセロナ-プラハ旅行⑯

2013 バルセロナ&チェコ
02 /27 2013
すっかり日も暮れ、小雨が降ったり止んだりする生憎の天気でしたが、
プラハの街歩きへ。

ホテルのすぐ近くにあった『火薬塔』
この画像だとちょっと分かりづらいですが、黒っぽい塔です。
雨に塗れてさらに黒く見えました。
2013January プラハ 火薬塔



火薬塔のすぐ横にある『市民会館』
建築様式はアールヌーボーで、「プラハの春」という音楽祭の会場となる
スメタナ・ホールがあるそうです。
音楽の事はサッパリですが、スメタナのモルダウは知っています。
2013January プラハ 市民会館



これは別な日に撮ったものですが、この市民会館のすぐそばにある
アールヌーボー様式の『グランドホテル ボヘミア』
トリップアドバイザーのトラベラーズチョイスアワード2013を受賞したホテルで、
「のだめカンタービレ」の撮影でも使われたそうです。
もうちょっと出せば泊まれないこともありませんでしたが、
やっぱり1万円以上の差額は大きい・・・。
2013January プラハ グランドホテル・ボヘミア



火薬塔が跨いでいるツェレトゥナー通りをブラブラ歩いて旧市外広場へ。

広場にはたくさんの仮設小屋が設置されていて、
クリスマス・マルクトの閉店後みたいになっていました。
チェコのクリスマスも1月まで引っぱるの?
ライトアップされているのは『聖ミクラーシュ教会』
この教会はバロック様式だそう。
2013January プラハ 聖ミクラーシュ教会



『天文時計』の傍まで来るとイッパイ人が溜まっていました。
時計を見ると、ちょうど7時になるところ。
時計の仕掛けが動くのを待っていた人達でした。
奥に見える建物は『ティーン教会』
2013January プラハ 旧市街広場



ちなみに時計の仕掛けはこの窓から見える人形が回転するだけ。
今までで一番ジミな仕掛け時計だったかも・・・。
2013January プラハ 天文時計②



仕掛けはジミでしたが、時計自体は宇宙を表す壮大なもので、
上が太陽が一年かけて地球の周りを回る、いわゆる「天動説」時計、
下が黄道12宮と四季の農作業を表し、一日に1メモリ動く時計だそう。
下の時計は日本の二十四節季みたいですね。
2013January プラハ 天文時計①



土産物店やレストランなどが建ち並ぶカレル(Karlova)通りをブラブラしながら
カレル橋の方へ。
2013January プラハ 旧市街橋塔
『旧市街橋塔』



ライトアップされた『プラハ城』
2013January プラハ プラハ城



カレル橋を渡るのは翌日にすることにして、夕食を食べにユダヤ人地区へ。

ユダヤ人地区はその名の通りシナゴーグ(会堂≒教会)がたくさんあります。
それに、作家のフランツ・カフカが住んでいた場所だそうですよ。

お店へ向かう途中、ちょっと寄り道してマーネス橋からカレル橋を撮ってみました。
う~ん、ちょっと暗くて分かりづらい・・・。
2013January プラハ 夜のカレル橋



これはマーネス橋の袂にあるルネッサンス様式の『芸術家の家(ルドルフィヌム)』
「プラハの春」国際音楽祭のメイン会場・ドヴォジャーク(ドボルザーク)・ホールがあって、チェコ・フィルハーモニーの本拠地だそうです。へぇ~。
ドヴォルザーク・・・「新世界」ぐらいしか知らない・・・。
2013January プラハ 芸術家の家


芸術の街というとウィーンやパリを思い浮かべますが、
プラハもなかなかどうして、芸術の盛んな街なんですね。

作家、画家、音楽家を多く排出していますし、
建築様式が多様なのにも驚かされました。

旅行中はちょうどニューイヤーコンサートのお尻ぐらいの時期だったようで、
ホテルにもコンサートのパンフが置いてありましたし、
街中にも色んなコンサートのチケット売りの人がいました。

クラシック好きにはもう、たまらない環境だと思いますが、
そっちの方はサッパリなので、もっぱら外観を見るのみ。
「プラハに何しに行ったんだ!」と叱られそう・・・




  






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2013年 バルセロナ-プラハ旅行⑮

2013 バルセロナ&チェコ
02 /23 2013
未知の場所で空港バスを降りてから、ダンナ・ピットの鼻を頼りに
なんとかかんとかホテルに到着。

今回、宿泊したのは『K+K Hotels Central』
K+K Hotel Central⑩



アールヌーボーなエレベーター。
K+K Hotel Central⑪



客室は一転、シンプル・レトロ。
そんなに広くはないけれど落ち着いた感じでした。
景色は内側ビュー。眺めは良くありませんが、その分静か。
K+K Hotel Central①



バスルームも広くはないけれど、ちゃんと掃除も行き届いていて清潔。
外気温が低いせいか、お湯が出るまでにちょっと時間がかかりましたが、
ちゃんと出ました。
K+K Hotel Central⑨



このホテルで一番有難かったのはこのポットです。
日本のホテルなら当たり前化しているポットと、プラハで出会えるなんて!
ただ、他のホテルにもあるのかどうかは分かりません。
K+K Hotel Central②



この日は昼食が食べられませんでしたが、夕食にはまだ早い時間。
飛行機大遅延で夕食を食いっぱぐれたフィレンツェの教訓を踏まえ、
ダンナ・ピットが日本から持ってきたカップラーメンに、
このポットで沸かしたお湯を注いで食べました。
・・・なんだか妙に美味しかった。空腹は最高のスパイスですね。
K+K Hotel Central③

この件で、ポットの有り難さに目覚めたダンナ・ピットは、
旅行用の小型ポットを入手しようと考えているようです。



ここのホテルはかつて劇場だったようです。
K+K Hotel Central⑦



ロビーから奥へ進むと、かつての劇場のホールかと思われる場所があって、
今は、中央の会談を降りるとビジネスセンター、
両脇の階段を上がると朝食を食べるダイニングスペースになっています。
K+K Hotel Central⑧



ダイニングスペースはガラス張りの近代的なデザインになっていて、
ホールに浮く島のようになっていました。
かつての桟敷席はダイニングルームへのアプローチになっています。
K+K Hotel Central⑥



今回は朝食付きのプランだったので、珍しく朝食を食べました。
普段の朝はコーヒーだけ。

野菜は少なめでしたけど、スペインやイタリアよりは多いほうだったと思います。
メニューは、毎日、若干のマイナーチェンジがあるようでした。
ワンともは初日に食べたズッキーニとマッシュルームのソテーがヒットでしたが、
二人ともヒットだったのはユルいタラモっぽいソース。
材料は細かく刻んだハムか何かとマヨネーズっぽい何かだと思いますが、
ちょっと想像がつかなくて上手く説明できません・・・。
K+K Hotel Central⑤ K+K Hotel Central④



参考までにこのホテルの宿泊料金は、
3泊朝食付きツイン・禁煙の部屋で、税込29,283円でした。





  






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2013年 バルセロナ-プラハ旅行⑭

2013 バルセロナ&チェコ
02 /21 2013
旅行4日目はチェコ・プラハに移動です。

スペインのLCC・ブエリング航空(vueling airlines)を利用しました。
バルセロナ発は新しい方のターミナル1から。
プラハまでは約3時間です。
2013 0207 ブエリング航空 バルセロナ



バルセロナのはピーカンでしたが、
プラハの上空は厚い雲が垂れ込めていて嫌な予感が・・・

降りてみたら雲の下はやっぱり若干雨模様。
ご多分に漏れず「初めて行く所は雨」の法則が発動です


プラハ到着はターミナル2。
荷物をピックアップしてから、まずは空港で両替。

チェコの通貨はコルナ
チェコはEUとシェンゲン協定には加盟していますが、ユーロには加盟していません。
いずれ加盟する予定のようなんですけど、コルナのままの方がいいような・・・。

1月7日の両替レートは1円=4.5コルナぐらいだったでしょうか。
日本円で2万円ほど換金しました。
後で街角のキャッシュディスペンサーからキャッシングもしたんですが、
こちらも同じぐらいのレートでした。

買い物や食事の支払いにはユーロも遣えましたが、お釣りはコルナでした。



さて次はプラハ中心部までの移動ですが、空港バス(AE)を利用しました。
空港バス乗り場はターミナルを出てすぐの所にあるんですが、
時刻表を見てビックリ!1時間に2本しか走っていません。
しかも、ワンとも達が行った時、バスは行ったばっかり・・・
気温4℃の寒い中、30分待ちましたよ。
プラハ・ルズィニェ空港③
『ターミナル2の空港バス乗り場』
市バスのバス停と一緒になっていました。



運賃は60コルナ(約270円)
ガイドブックには運転手からも買えると書いてありましたが、
時間もあるのでダンナ・ピットがターミナルのチケット売り場まで買いに行きました。
チケット売り場も特に案内が無く、ちょっと分かりづらかったようです。
プラハ エアポートバスチケット
『空港バス(AE)のチケット』


移動手段は他に市バス、シャトルバス、タクシーがありました。

ただ、プラハのタクシーはボッタクリで有名らしく、
旅行前の下調べでもその情報はかなり目にしました。
外務省のホームページにも注意喚起の文章が載っているぐらいなんですよ。
しかも信頼性の高いタクシー会社の名前と電話番号まで。

空港からタクシーを利用する場合は、到着ロビーのタクシー会社のカウンターで申し込むと、スタッフがタクシーまで案内してくれるそうです。

帰りは出発時間が早く、どうしてもタクシーを使わざるを得なかったので、
ホテルのフロントに呼んでもらいましたが、特に問題はありませんでした。
呼んでもらったタクシーは外務省も推すAAAタクシーでしたよ。



さて空港バスの中心部行き終点はプラハ本駅。
ワンとも達はその一つ手前のマサリク駅で降りました。

でも、このバス停、大雑把にいえばマサリク駅のエリアかもしれませんけど、
実際にはちょっと離れた場所でした。

帰国後、記憶を辿って調べてみたところ、空港バス・マサリク駅のバス停は、
ナームニェスティ・レプブリキ通りのPALLADIUMというピンクのショッピングビルの前だったと思います。

マサリク駅とホテルの位置関係が分かる範囲の地図をダウンロードして持っていったんですが、バス停が駅からそんなに離れているとは思わなかったので、地図外だったんですねぇ・・・

地図アプリも立ち上がらないし、ちょっと小雨模様で、焦りました。
が、ダンナ・ピットの動物的な嗅覚でなんとかホテルに辿り付くことができました。



それから、このマサリク駅ですが、路面電車のアナウンスなどでは、
マサリコーヴォと言っているように聞こえたんですよね。
実際、表記はMasarykovoですし、グーグルマップの日本語表記はマサリコヴォです。どうしてガイドブックの表記はマサリク駅なのかなぁ・・・。
プラハ・マサリク駅
『レトロな雰囲気がステキな夜のマサリク駅』





  






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2013年 バルセロナ-プラハ旅行⑬ 『a brassa me』

バルセロナのグルメ
02 /18 2013
珍しく試合が19時開始だったので終わったのが21時ごろ。
余裕でレストランが開いている時間です。

これまでは試合終了が24時頃だったので、
せっかくの夕食がマックとかバーガーキングになっていました。
それでも閉店ギリギリだったんですよねぇ。

一つ問題があるとすると、それはこの日が日曜日だったということ。
バルセロナは日曜の夜がお休みというお店が多いです。

で、見付けたのが昼間に行ったモヌメンタル(闘牛場)の屋上レストラン街。
ここは日曜の夜も営業している事がわかったので行ってみることにしました。
2013 0106 モヌメンタル



タワーエレベーターの半券に付いていた1ユーロ引きクーポンもあったし。
↓こういうヤツ。
モヌメンタル エレベーターのチケット



ということで、バルセロナ最後の夕食は
モヌメンタル屋上の『a brassa me』というお店へ。
2013 0106 a brassa me③



赤白を基調にしたモダンでオシャレなテラス席。
ここは壁がありますが、モザイクのようなデザインの天井が抜けていて、
その上にシェードを被せてあるようでした。
暖かくなったらシェードを開けるんだと思います。
2013 0106 a bralla me①



店内にはカウンター・キッチンがあるようです。
2013 0106 a bralla me②


サッカーの試合がちょうど食事時に終わったので、
そのまま流れてくる人達もいるだろうと思っていたら、
意外にもお店は閑散としていて、ほぼ貸し切り状態での食事でした。
日曜の夜ってこんな感じだから営業するお店が少ないんでしょうかね。



さて、食事ですが、まず飲み物は赤ワイン。
銘柄はCASA VELLA D ESPIELL(21ユーロ=約2,400円)。
CASAって書いてありますけどハウスワインではなかったと思いました。
2013 0106 a brassa me④



お通しのオリーブ。
2013 0106 a brassa me⑤



すっかり定番になったパン・コン・トマテ。
フランスパンっぽいパンより、生地が荒いタイプのパンの方が美味しい。
2013 0106 a brassa me⑥



フェタチーズのサラダ。
赤いのはマグロかと思ったんですが、羊羹のような食感の甘いものでした。
結局何だかは分からず終い・・・。この甘いのはちょっとマイナスかな。
2013 0106 a brassa me⑦



メインは、ダンナ・ピットがフィレステーキ。
2013 0106 a brassa me⑧



ワンともが鱈のソテー。
2013 0106 a brassa me⑨



お昼にガッツリ食べたので、食事はこのへんで終わり。

最後にコーヒーを飲んでごちそうさまにしました。
2013 0106 a brassa me⑩



ここは上品な量と味で美味しかったです。

これで、IVA(消費税)込みで77.9ユーロ(約9,200円)
ちょっとお高めかなぁとは思いますが、そういう場所柄ですしね。
ま、とにかく日曜日に開いていて良かったということで。

次回は違うお店に行ってみたいですね。
今回のように試合開始が早いといいんですが・・・。





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ワンとも

計画好きトラベラー
「ワンとも」です。
旅の相方は「ダンナ・ピット」。
我が家の旅にまつわるアレコレを、乏しい文章力をフル回転して書いています。
応援よろしくおねがいします。