富山最終日は少し早くホテルをチェックアウトして
黒部峡谷へ。
富山市内から
黒部峡谷鉄道「宇奈月駅」までは高速を使って1時間ちょっとぐらい。
最近、
黒部峡谷トロッコ電車のCM、やってますね。
黒部峡谷は10月下旬から11月上旬が紅葉シーズンだそうです。
ワンとも達が行った9月中旬はまだまだでした。
トロッコ電車
『欅平駅にて』オープンタイプはイスがベンチでしんどそうなのでリラックス車両に乗りました。
なにせ欅平まで1時間20分ほどかかるので。
車内では富山出身の室井滋さんの声でルート案内があります。
運賃は宇奈月から終点の欅平まで片道2,240円(リラックス車両代530円含)。

赤いアーチ橋『旧山彦橋』
同じ赤いアーチ橋の『新山彦橋』を渡る時に見ることができます。

2001年完成の一番新しい『宇奈月ダム』
赤い橋が印象的です。

ヨーロッパのお城の塔のような形の『新柳河原発電所』

一番手前の吊橋はサル用の吊り橋なので手摺がありません。
運がよければサルが渡っている所が見られるそうですが、
この日は残念ながら見かけませんでした。

こっちは人用の吊り橋。
この吊り橋かどうかはわかりませんが、記録映像でも映画でも吊り橋を渡っている様子がありましたけど、どっちもゾワゾワするほど怖かったです。

石仏の形をした天然岩。
入山者の安全祈願をしていたそうです。

実際の距離はこんな感じ。
頭巾と前掛けはどうやって替えているんでしょうね。
道、あるのかな?

後曳橋を渡るトロッコ電車。
高さ60m! 下を見ると怖いです。
リラックス車両はまだマシですが、オープン型の車両はけっこう怖いと思います。

遠目から見るとこんな感じ。

昭和60年に完成した『出し平ダム』

線路の向こうに見える四角い小窓は冬期歩道に開いたもの。
トロッコ電車を動かせない冬期の保守点検は、この冬期歩道を徒歩で行くそうです。
片道約20km、約6時間かかるそうですよ。
電気の安定供給のためにこれだけの苦労と危険を冒しているんだと思ったら、
誰かさんみたいに「たかが電気」なんて無神経なこと言えませんよね。

ねずみ返しの岩壁

『黒部川第二発電所』と目黒橋。
どちらも戦前の名建築だそうです。

出し六峰
六つの岩山が屹立する所なんですが、寄り過ぎて3つぐらいしか見えない・・・

こちらは昭和11年完成の『小屋平ダム』
映画『黒部の太陽』に出てきた高熱隧道の難工事で有名な仙人谷ダムは
このダムとそっくりなんだそうですが、
「黒部ルート見学会」に申込まないと行けないそうです。

終点、欅平へ。
見所では速度を落としてくれるんですが、
動いている電車からの撮影はちょっと大変でした。