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『ラ・ロンハ・デ・ラ・セタ(絹の商品取引所)』

2018 バルセロナ&ベルギー
02 /28 2018
カテドラルからバレンシア中央市場までは徒歩5分ほど。
しかし、開いている時間は午後3時まで。
行ってみたらもう閉まっていました。
2018 バレンシア中央市場



その中央市場の傍にある『ラ・ロンハ・デ・ラ・セタ(絹の商品取引所)』
バレンシア語だとリョジャ・デ・ラ・セダ。
海洋貿易で栄えた15世紀後半に建てられ、1996年に世界遺産に登録。
ここには、ラ・ロンハが建つ以前から海洋・商事に関する裁判所や市営銀行があったそうで、建物が面している広場も商業広場(Plaza del Mercado)というぐらいバレンシア商業の中心だったようです。
2018 ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ①



絹の商品取引に使われていた“契約の広間”は、捻じりの効いた柱が印象。
この広間のテーマは「ヤシの木が生い茂る楽園」だそうで、柱はヤシの木をイメージしているらしいですよ。
やっぱり楽園=南国=ヤシの木なんですね。
2018 ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ②



隣の塔に昇るための螺旋階段もありました。
塔には牢獄があって支払いが滞ると収監されたらしいですよ。
今もこの制度があったらリーマンショックの時なんて牢獄が溢れていたかも…
2018 ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ⑦



オレンジの木が繁る“オレンジの中庭”
2018 ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ③



一旦、中庭に出て外階段を上った所にある“海洋領事の広間”
建物はゴシック様式ですが、この広間はルネサンス様式。
2018 ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ⑤



この広間で印象的なのが豪華な天井。
37年かけて完成されたそうです。
確かに細かくて凝ったデザインの天井ですが何に37年も掛かった!?
金がいっぺんに集まらなかったとかでしょうか。
2018 ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ④


地下に下りる階段もあるらしいんですけど、どこにあったのかな?




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『カテドラル(サンタ・マリア大聖堂/バレンシア大聖堂)』

2018 バルセロナ&ベルギー
02 /27 2018
ちょうどお昼時にバレンシアに着いたのでまず昼食を取ろうと思ったら、
行くお店行くお店予約でいっぱいでダメ。
一時間近くランチ難民になって彷徨っている間に撮った画像はこれ一枚
…街路樹の伐採。
2018 バレンシア 街路樹



このままでは観光もできずに終わってしまう!
お腹は空いているけれども食事は後にして、先に観光をすることにしました。

まずは『カテドラル』へ。
レイナ広場に面して建つゴシック様式のカテドラル(サンタ・マリア大聖堂/バレンシア大聖堂)は、13世紀、モスクの跡地に建設がスタート。その後の改修工事の際にバロック様式や新古典様式も取り入れられたそうです。
一際目を引くのは“ミゲレテの塔”。(…公園のゴミ箱が邪魔)
2018 バレンシア大聖堂⑨



ミゲレテの塔の横、3つある門の一つ。
ここが入口です。
2018 バレンシア大聖堂⑧



カテドラル内部。
2018 バレンシア大聖堂①



“主祭壇”
正面の絵はルネッサンス様式で描かれたキリストと聖母の物語。
2018 バレンシア大聖堂②



主祭壇の裏側にある昔の高僧の腕のミイラ。
2018 バレンシア大聖堂④



“聖フランシスコ・ボルハの礼拝堂”
聖フランシスコ・ボルハはバレンシアのガンディアで出生。
生前の功績と人徳から聖人に列せられた人物だそうです。
ボルハはバレンシア語、スペイン語だとボルヒア、イタリア語だとボルジア。
あのチェーザレ・ボルジアでも知られるボルジア家の出身です。
この礼拝堂の正面向かって右側にゴヤの初期作品『瀕死の病人に付き添う聖フランシスコ・ボルハ』がありますが見落としていました。
2018 バレンシア大聖堂⑩



“聖杯の礼拝堂”
最後の晩餐に使われたといわれる聖杯の候補の一つがここにあります。
この聖杯は科学的に分析されていて、製作された年代が、キリストが聖杯を使ったであろう時期に合致するんだそうです。
2018 バレンシア大聖堂⑦



実物は上のカップの部分だけ。素材はメノウ。
豪華な台座は中世に作られたものだそう。
この画像だと分かりづらいですね。
気になる方はカテドラルのホームページで確認してください。
2018 バレンシア大聖堂⑤



聖杯が飾られている直上のステンドグラスにも聖杯。
2018 バレンシア大聖堂⑥


カテドラルの見学料は確か8ユーロ。
日本語音声ガイド(有料)も借りられますよ。

チケットに印刷されていた見所に主要な物だけ記してみました。
ウチみたいにガイドブックもロクに見ない、音声ガイドも借りない、後から見落としに気付いて後悔するという方達の役に立つといいな。
img063.jpg




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バレンシアへ

2018 バルセロナ&ベルギー
02 /26 2018
チケットを買い間違えてシオシオになりながらもう一度改札へ。
今度は間違いなくチェック・インできました。
2018 バルセロナ・サンツ駅③
『11番・12番ホームの改札』



サンツ駅の11番ホーム。
2018 サンツ駅11番ホーム



EUROMEDの2等車。
EUROMEDはスペイン高速鉄道AVEの在来線版。
山形新幹線「つばさ」や秋田新幹線「こまち」みたいな感じでしょうかね。
一本前の電車がSold Outだっただけあって、この電車も結構混んでいました。
2018 EUROMED 2等車



3時間ちょっとの長丁場なので駅のお店で軽食を購入。
これ以外に3個2ユーロのドーナッツも買いました。
サンツ駅には、このお店以外にもマクドナルドやPANSなどもありますし、FCバルセロナのオフィシャル・ショップもありますよ。
2018 バルセロナ・サンツ駅 売店③

2018 バルセロナ・サンツ駅 売店① 2018 バルセロナ・サンツ駅 売店②



この路線は海岸線に沿って進むので地中海を見ることができます。
それから、岩山が海岸線まで迫っているのでトンネルも多いです。


ほぼ定刻通りバレンシアに到着。
2018 バレンシア・ホアキン・ソローリャ駅 ①
EUROMEDが到着した外のホーム



バレンシアには中長距離の電車が停まる駅が隣接して2つあって、
このEUROMEDはバレンシア・ホアキン・ソローリャ駅に停まりました。
間違えてチケットを買ってしまった方は、もう一方のバレンシア・ノルド(バレンシア北駅)が停車駅でした。ノルドの方がちょっとだけ中心部に近いので、ノルドを利用したかったんですが仕方ありませんね。
2018 バレンシア・ホアキン・ソローリャ駅③
駅舎内のホーム



バレンシア・ホアキン・ソローリャ駅の外観。
2018 バレンシア・ホアキン・ソローリャ駅 ②



ホアキン・ソローリャ駅から中心部までは約1.5km。徒歩で約20分。
途中、バレンシア・ノルド駅の線路をアンダーパスする地下道がありました。
2018 バレンシア 地下道②
『地下道の入口』


2018 バレンシア 地下道①
『地下道』




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バルセロナ・サンツ駅

2018 バルセロナ&ベルギー
02 /23 2018
バルセロナ2日目。
この日はバレンシアまで行きました。

まずは午前9時半の電車に乗るためにバルセロナ・サンツ駅へ。
2018 バルセロナ・サンツ駅①



チケットは事前にrenfe(スペイン国鉄)のホームページから購入済み。
renfeに英語ページはあるものの予約の途中からスペイン語になるわ、
クレジットカードは拒否されるわで最終的にペイパルで決済しました。
一人往復53.30ユーロ(約7,360円)。二人で約14,720円。


ところが、本来なら時刻表の上から3番目、9時30分発のTALGO697に乗るはずだったのに、下から2番めの10時発EUROMED1101に乗るハメに!
2018 バルセロナ・サンツ駅②


実は、発車時間の20分ぐらい前に改札に行ったら重大な問題が発覚!

駅員「このチケットは出発がルネス(月曜日)ですよ!」
※実際には13日・マルテス(火曜日)。駅員も曜日間違い。

そう、この日はサバード(土曜日)!
どうやら日付を間違えて買ってしまっていたようです。

ガビーン!!

慌ててスペイン版みどりの窓口へ。
2018 バルセロナ・サンツ駅④


「日付のチェンジはできませんか?」
「No!」
「キャンセルは?」
「No!」
「じゃあ、今日の同じ時間のチケットを買い直します」
「Sold out」
「!!!」

仕方なく予定より30分遅い10時発のチケットを買い直しました。
それがこのチケット。
一人往復41.78ユーロ(約5,770円)。二人分で約11,540円。
img062.jpg


間違えて買ったチケットが交換もキャンセルも不可だったのは
格安料金だったからでした。
この料金はこれから引き落としになります…

しかし、外国の駅員ってどうしてああもマイペースなんでしょうね。
空港の職員とかにも感じる時があるんですけど、明らかに焦っている客を前にして急ぐ様子もないどころか隣のヤツと話し始めたりするし、なんか面倒くさそうな態度だし
マイペースというか、どちらかというと不遜で不親切な感じ。
何だかJRが国鉄だった頃みたい、なんていうと年がバレる?




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ブリュッセルからバルセロナへ

2018 バルセロナ&ベルギー
02 /22 2018
ブリュッセル空港には予定通り15時15分ごろに到着。
バルセロナ行きの飛行機に乗り継ぐため出発ロビーへ移動。
2016年3月にベルギーで空港テロが起きたのはまさにこの出発ロビー。
銃を持った軍人や警察官がパトロールしていて未だに物々しさはありましたが、
警戒が厳しくて通常の犯罪も減ったという話しも。
出発前に警戒レベルが4段階中の「2」まで下がりました。
2018 ブリュッセル空港①
『出発ロビー』



今回の特典旅行は成田-ブリュッセルの単純往復。
ブリュッセルからバルセロナまではイベリア航空を利用しました。
ANAとイベリアはアライアンスが違うので、預け入れ荷物を一旦ピックアップしてから、再度チェックインと荷物の預け入をする必要がありました。
イベリア航空から予約しましたが運航はLCCのVuelingだったので、Vuelingのカウンターでチェックインと荷物の預け入れをしました。
2018 ブリュッセル空港②
『チェックイン・カウンター』


乗り継ぎ便までに待ち時間が6時間半ほど。
チェックイン・カウンターが開くまでにも3時間ぐらいありました。
カウンターが開くまで出発ロビーにあるカフェのテーブルで待機。
この時に500mlペットボトルのコーラを買ったんですが、
一本3.6ユーロ(約500円弱)!
コーラ1本で3時間ねばりました。


手荷物チェックと入国審査を経て搭乗ゲートへ。
ブリュッセル空港の搭乗ゲートの通路も長いので搭乗口が遠いと大変。
今回は比較的近くだったので助かりました。
でも、もうこの辺りでだいぶ待ち疲れ。
2018 ブリュッセル空港③



久しぶりに乗るVueling。
ビジネスクラスに比べるとLCCのシートはとっても窮屈。
2時間ぐらいなので我慢できますが…。
2018 ブリュッセル空港④


すごくウルさい英国の若者(カスとアバズレ)5~6人組と席が前後になったんですが、爆睡していたので全く苦にならず。
でも、ボーディングブリッジには着かず、駐機場からターミナルまでバス移動だったので、それはちょっとぐったり。


バルセロナの空港から市街地までは空港バスで移動。
後で気が付いたんですが、帰りは早朝出発だからタクシーを使うのに、
うっかり往復チケットを買ってしまいました。

ホテルにチェックインしたのは日付も変わった午前1時ごろ。
今回も定宿の『HOTEL JAZZ』
行くたびにどこか少しリフォームされていますが、今回は枕もとのライトが代わっていました。
2018 HOTEL JAZZ①



バスルームは特に変わらず。
ただ、アメニティが石鹸とボックスティッシュだけになった代りに、
シャンプー、リンス、ボディソープのボトルが壁掛けになっていました。
2018 HOTEL JAZZ② 2018 HOTEL JAZZ③



そして、一昨年、新しく設置されているのを確認した電気ポット。
とうとう使う時がやってきました。
2018 HOTEL JAZZ⑤



深夜に着くので夕食を食べられないと踏んだダンナ・ピットは、
どん兵衛を持ってきていました。
JAZZのポットでどん兵衛が食べられたダンナ・ピットは満足だったようです。
2018 HOTEL JAZZ④




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ワンとも

計画好きトラベラー
「ワンとも」です。
旅の相方は「ダンナ・ピット」。
我が家の旅にまつわるアレコレを、乏しい文章力をフル回転して書いています。
応援よろしくおねがいします。