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アントワープ 『De Bomma』

2018 バルセロナ&ベルギー
04 /23 2018
いい時間になったのでお昼を食べることに。
でも、予定していたお店がお休みだったので、次の候補だったお店へ。
フラマン料理のお店『De Bomma』
フラマン料理とは、ベルギー北部周辺に住むフラマン人といわれる人達の
郷土料理のようです。
2018 アントワープ De Bomma⑨
『De Bomma』
Suikerrui 16, 2000 Antwerpen, Belgium <MAP>
OPEN 月-金/12:00-22:00




お店の名前の“Bomma”はオランダ語で「おばあちゃん」という
意味のようです。“De”は冠詞かな。
店内にもおばあちゃんの写真がたくさん飾ってありましたが、おばあちゃんが始めたお店なのか、おばあちゃんの味を提供しているお店なのかは分かりません。
2018 アントワープ De Bomma⑪



まずは白ワインから。
ちょうどバレンタインデーだったので、グラスにハートのクリップが付いて
出てきました。
2018 アントワープ De Bomma⑩



各テーブルに置いてあった「ご自由にどうぞの」お菓子もハート。
2018 アントワープ De Bomma⑧



あと、アントワープのビール“デ・コーニンク”も飲みました。
ペールエールなのにピルスナー的な感じで飲みやすいビールでした。
デ・コーニンクは「王様」という意味だそうです。
2018 アントワープ De Bomma⑤


フラマン料理で調べても具体的に出てこないんですよね。
たぶん、オランダ南部の料理と同族かなと思うんですが、オランダでは唯一高級料理が発達した地域だそうなので、やっぱりベルギーやフランスの影響があったんでしょうかね。


さて、お料理ですが、まずはスープ。
ちょっと、どっちがどっちを頼んだのか忘れちゃいましたが、本日のスープと
トマトスープ。本日のスープはカボチャだったかな…。
2018 アントワープ De Bomma③ 2018 アントワープ De Bomma④



メインはダンナ・ピットが“Tongrolletjes VG”
何の魚かは分かりませんが、白身の魚を巻いてソースで煮込んだ感じ。
ソースの色はパプリカかな。
2018 アントワープ De Bomma②



ワンともは“Scampi VG”
エビのクリームソース煮。エビのクリームシチューみたいな感じですね。
2018 アントワープ De Bomma①


VGって何?


食後にエスプレッソで〆。
チョコは持ち帰って甥っ子へのお土産にしました。
2018 アントワープ De Bomma⑥


税込で65.70ユーロ(約9,000円)。
レシートを見たら飲み物の税率が21%、食事が12%になっていました。
ベルギーは飲み物と食事では税率が違うみたい。
調べてみたらベルギーの消費税は4種類あって、無税、6%、12%、21%。
新聞・雑誌リサイクル品は無税、食品や日用品は6%、レストランは12%、レストランの飲み物や衣料品・車などは21%だそう。
前に一度来ているのに全然気が付かなかった。



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『アントワープ聖母大聖堂(De Kathedraal)』

2018 バルセロナ&ベルギー
04 /20 2018
『フランダースの犬』で有名なアントワープ聖母大聖堂は、
中央駅から約1.5㎞、徒歩20分ぐらい。
ルーベンスの家からは約850m、徒歩10分ぐらい。
街を歩いているとこんな風に見えてきます。
2018 アントワープ聖母大聖堂①



アントワープ聖母大聖堂(De Kathedraal)は170年掛けて1521年に完成。
フランドル地方最大のゴシック建築の教会です。塔の高さは123m。
大聖堂の前も工事中でした。
2018 アントワープ聖母大聖堂⑪



内部も広くて立派。
壁が白いので結構明るかったです。
2018 アントワープ聖母大聖堂②



聖堂内に入って右側にある“十字架を持つ男”
右手に十字架を持っているんですが、ちょっと分かりずらいですね。
撮る角度を間違えました。
2018 アントワープ聖母大聖堂⑤



身廊の両脇を飾る絵画が見事でしたが、
これはアントワープ王立美術館とのコレボレーションだそう。
2018 アントワープ聖母大聖堂③



これは“説教壇”
すごく細かい装飾です。
もともとは南アントワープのセントバーナード修道院にあったものだそう。
2018 アントワープ聖母大聖堂⑦



そして、この教会はなんといっても『フランダースの犬』で有名。
ネロが憧れたルーベンスの絵画4点が飾られています。

ネロが憧れていたルーベンスの祭壇画“聖母被昇天”
2018 アントワープ聖母大聖堂⑨




“キリスト昇架”
2018 アントワープ聖母大聖堂⑫



“キリスト降架”
2018 アントワープ聖母大聖堂⑬


“キリストの復活”が見当たらない…ちょっと、撮り忘れちゃったようです。


そして、この主祭壇上の天井、見たことありますよね。
これはルーベンスの“聖母被昇天”と同じテーマを描いた
コルネリス・スヒュット作のもの。
2018 アントワープ聖母大聖堂⑧



この円天井の絵から天使が降りてきて
ネロとパトラッシュを連れて行きましたよね。
2018 アントワープ聖母大聖堂④



物語を思い出すとホントに涙が出そうになりますね。
最初の和訳ではネロが「清」、パトラッシュが「ぶち」だったとしても。

あと、昔はオランダの話だと思っていたんですよね。
アロアはオランダの民族衣装を着ているし、風車小屋も出てくるし。


この聖母像は、聖堂内にある聖母礼拝堂の“アントワープ聖母の慈悲”
2018 アントワープ聖母大聖堂⑥



この聖母礼拝堂の入り口にある“ムーズ川のマドンナ”
1998年、阪神淡路大震災の追悼と神戸市との友好の印として
カトリック六甲教会にこの像のレプリカが寄贈されたそうです。
2018 アントワープ聖母大聖堂⑩


大聖堂の拝観料は6ユーロ。
お支払いの時に「どこから来たの?」と聞かれたので「日本」と答えたら日本語のパンフをくれました。
前に並んでいた女性も「japan」と言っていたので日本人だと思っていたら中国人でした。あと、K-POPみたいな風体の男の子3人組は韓国人だと思っていたら日本人でした。もう、わけわからん。

それから、ネロの時代も拝観料はあったようで、貧しいネロはこのお金が払えず、ルーベンスの絵を見ることができなかったようです。不憫だ… 😭

大聖堂の傍に『フランダースの犬のモニュメント』があったようなんですが、
残念ながら見落としました。もう、そんなんばっかし。



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『ルーベンスの家』

2018 バルセロナ&ベルギー
04 /19 2018
ファンション・ストリート「マイル通り」からワッパーという通りに入るとある
『ルーベンスの家』は、フランドル派の画家ルーベンスの住居兼アトリエだった建物。画家として成功を収めた後に購入した家なので豪邸です。
2018 ルーベンスハウス⑨



ルーベンスは1610年にこの家を購入。
改装や増築のデザインも彼自身が手掛けたそう。
2018 ルーベンスハウス⑫

2018 ルーベンスハウス② 2018 ルーベンスハウス④



ここは2階の一番大きい部屋ですが、奥にドーム天井の部屋があります。
個人の家にドーム型天井があるってスゴイですね。
2018 ルーベンスハウス③



ちなみにこの部屋に掛かっているこの絵は、故デビット・ボウイが所有していた
ティントレットの「アレクサンドラの聖カタリナ」
ティントレットはルーベンスが影響を受けた画家。
今後、他にもデビット・ボウイの所蔵品を公開していく予定だそうですよ。
2018 ルーベンスハウス⑬



こちらはアトリエ。
大型の作品がたくさん掛かっていました。
2018 ルーベンスハウス⑦



ルーベンスは色んな絵画を収集していたので、本人の作品以外にも
有名な画家の絵がたくさんありました。

これはピーテル・ブリューゲルの作品。
2018 ルーベンスハウス⑥



これは弟子だったファン・ダイクの作品。
2018 ルーベンスハウス⑩



ファン・ダイクの自画像。
2018 ルーベンスハウス⑪


ルーベンスは自画像をあまり描かなかったので数が少ないんですが、
その貴重な自画像の一枚が今年の6月に修復から戻って来るそうです。
6月以降に行く人はいいな。


庭も広い。
2018 ルーベンスハウス⑧


ちょっとした美術館並みに絵画が多かったので、見学料8ユーロの割には
大満足の内容でした。




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『アントワープ/アントウェルペン』

2018 バルセロナ&ベルギー
04 /17 2018
ベルギー3日目はアントワープへ。
ベルギー北部にあるアントワープは、アントウェルペン州の州都でベルギー最大の都市(首都圏まで入れるとブリュセルが最大)。

ブリュッセル中央駅からはICに乗って45分ほど。
日本では英語読みのアントワープ(Antwerp)が一般的ですが、
現地ではオランダ語のアントウェルペン(Antwerpen)。
アントワープはオランダ語圏なんだそうです。
2018 ブリュッセル中央駅 案内表示



さて、まずは『アントワープ中央駅』
電車からホームに降りた時の感想は「思っていたより大きい」
2018 アントワープ駅①



この時はベルギー最大の都市だとは知らなかったので、
首都のブリュッセル中央駅にも負けない規模だったのが意外でした。
2018 アントワープ駅②



そして圧巻の駅舎。
色大理石を使ったネオ・バロック様式で1905年に完成。
「世界でもっとも美しい駅ランキング」には必ず選ばれるほどの豪華さ。
2018 アントワープ駅⑤



映画やドラマの撮影にも使われてきたのも納得の建築美。
2018 アントワープ駅③



360℃インスタ映えする構内。
2018 アントワープ駅④



絢爛豪華な駅に比べて地味で庶民感ある駅前の通り。
駐輪中の自転車が多くてちょっとびっくり。
2018 アントワープ駅前①



しかし、アントワープは今開発ラッシュの模様。
オペラ座のある交差点付近は大規模工事の真っ最中でした。
2018 アントワープ駅前②



画家デービッド・テニルースの像とKUBOTA。
2018 アントワープ駅前③



それからアントワープはダイヤモンドの街でもあるんですね。
ダイヤモンドを研磨する円盤の発明によって、ダイヤモンド取引、カット、研磨の中心地になったそうです。
ま、うちには縁のないお話ですが…。
2018 アントワープ駅前④



そして、1990年代からファッションの街としても有名になってきているとか。
確かにライス通りからマイル通りにかけて、両脇にずらっとファッションや靴、
アクセサリーのお店が並んでいました。ユニクロもありましたよ。
どの建物も古くて立派なのでプチプラの服も高級そうに見える効果がありますね。
2018 アントワープ マイル通り



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『ルクセンブルクハウス』と『チョコレートハウス ナタリー・ボン』

2018 バルセロナ&ベルギー
04 /16 2018
ルクセンブルクでのお買い物。
大公宮のすぐ傍に『ルクセンブルクハウス』というルクセンブルクの物品を
扱ったお店があります。
あまり外観が目立たないので見過ごしてしまいそうです。
Luxembourg House③
『ルクセンブルクハウス(Luxembourg House)』
2 Rue de l'Eau, 1449 Luxembourg, Luxembourg <MAP>
OPEN 月曜日休/火-金・日 10:00-18:30/土 9:00-18:30




店内はこんな感じ。
Luxembourg House①



ここでルクセンブルク産のモーゼルワインを買いました。
どれを選んでいいのか悩んでいたら、スタッフが丁寧に対応してくれました。
レストランで飲んだワインの画像を見せると、いくつか似たようなテイストのワインを教えてくれたので、その中から一本買ってきました。
買ったワインは後ほど、お土産篇でご紹介します。
Luxembourg House②



もう一軒は『チョコレートハウス ナタリー・ボン』というファンシーなお店。
大公宮の真ん前にあるお菓子屋さんです。
1階は商品販売で2階はカフェになっています。
Chocolate House Nathalie Bonn⑤

Chocolate House Nathalie Bonn① Chocolate House Nathalie Bonn②
『チョコレートハウス ナタリー・ボン(Chocolate House Nathalie Bonn)』
20 r. du Marché-aux-Herbes, 1728 Luxembourg, Luxembourg <MAP>
OPEN 月-日/8:00-20:00




1階で買ったスプーンチョコを2階のカフェに持っていくと、
ホットチョコレートにして飲むことができます。
前の席に座っていたのはルクセンブルクのスイーツ男子。
一人で来てホットチョコをスマホで撮って飲んでいました。
Chocolate House Nathalie Bonn③



思っていたよりは甘さ控えめでした。
Chocolate House Nathalie Bonn④


ガイドブックに載っているお店なので観光客多め、女の子多め、
ファミリーも多め。オフシーズンなのに大賑わいでした。
暖かくなったらテラス席もいっぱいになりそうですね。

スプーンチョコは20種類ふらいあって、
前出のルクセンブルクハウスでも売っていました。

レシートが見当たらないのでいらだったのか分からないんですが、
確か1個2~3ユーロぐらいだったような気がします。



帰りはアドルフ橋を渡って駅まで戻ってきました。
アドルフ橋はルクセンブルクの見所の一つ。
橋の名前は19世紀に在位していたルクセンブルク大公に由来するそうです。
2018 ルクセンブルク アドルフ橋


また3時間半かけてブリュッセルまで戻ってきました。
行きの車両は2階建てでしたが、帰りは普通の車両な上、帰宅ラッシュの時間帯だったせいもあってほぼ満席。
ブリュッセルに着いたのが22時近くだったので、この日の夕食は部屋でフリッツとビールでお終い。
DSC05808.jpg


駆け足で回ったルクセンブルクですが、地味だけど面白かったです。
これでベネルクス三国、コンプリート!



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ワンとも

計画好きトラベラー
「ワンとも」です。
旅の相方は「ダンナ・ピット」。
我が家の旅にまつわるアレコレを、乏しい文章力をフル回転して書いています。
応援よろしくおねがいします。