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函館 ジンギスカン羊羊亭

2020 10 札幌・函館
01 /29 2021
江差から函館に戻ってきたらすっかり遅くなってしまったので、
この日の夕食はホテルのすぐ隣りの『ジンギスカン羊羊亭』へ。
羊羊亭は「めいめい亭」と読むようです。
ずっと「ようよう亭」って言ってました。
2020 函館 ジンギスカン 羊羊亭④


ホントにホテルのすぐ隣り。
エントランスから歩いて1分もかからないかも。
2020 函館 ジンギスカン 羊羊亭⑥


このお店のある一角にはいくつかの飲食店が集まっていて
「函館美食倶楽部」というそうです。
以前、ここの麺厨房あじさいで塩拉麺を食べたことがありますが美味しかったですよ。ハーフサイズがあるのも色々食べたい旅行者には嬉しいサービス。
2020 函館 ジンギスカン 羊羊亭⑤


ラストオーダーまで30分ぐらいだったので、ジンギスカンスタンダード60分食べ放題(3,280円/1人)にドリンク飲み放題(1,000円/1人)をプラスしたメニューにしました。

まずはサッポロクラシック!
2020 函館 ジンギスカン 羊羊亭①


まず食べ放題の最初に出てくるセット内容。
肉5種類(生ラムロース、生ラムランプ・八雲豚ロース・八雲豚バラ・味付け生ラムロース)、海老、塩キャベツ、野菜盛・ご飯・味噌汁。
豚はなくてもいいと思っていましたが食べてみたら美味しくてびっくり!
2020 函館 ジンギスカン 羊羊亭②


どのお肉も厚切りなのに柔らかくて臭みもないしホントに美味しかった。
また食べたい!
2020 函館 ジンギスカン 羊羊亭③

こちらもお店でもGoToトラベルのクーポン(たぶん紙・電子の両方)が使えましたが、うちは札幌で使い切っていたので実費精算でした。
でも、この内容で1万円いかないのはお得じゃないでしょうか。

ちなみに食べログ経由の予約でGoToEatの食事券が使えるようなので、
再開したら利用できるかもしれませんね。



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江差いにしえ街道

2020 10 札幌・函館
01 /27 2021
陽も傾いてきて江差の街を観光している時間がなかったので、
いにしえ街道にあるいくつかの史跡の外観だけ撮ってきました。

いにしえ街道は江戸時代から続く江差のメインストリート。
北前船とニシン漁での栄華を残す建物や寺社が残っています。
<江差いにしえ街道MAP>
2020 江差 いにしえ街道②


『姥神大神宮』
北海道最古の神社だそうです。
江差にニシン漁を伝えた折居姥が草創とのこと。
2020 江差 いにしえ街道③


『横川家』
1769年(明和6年)から漁業、商業、海鮮問屋を営んでいたそうです。
ニシン漁全盛期に使われていた生活用具を展示していたそうですが、現在は休館しているようです。
2020 江差 いにしえ街道①


『旧中村家住宅』
左側の白い壁の建物が旧中村家住宅です。坂の下に向かって4つ段々になっている建物が特徴のようなんですが、肝心のそれが撮れてない…。
右側の建物も文化財かと思って一緒に撮ったら違いました。
でも、この右側の建物も大正時代の酒屋の建物だそう。それをリノベした古民家Caféになっているそうです。文化財ではありませんでしたが文化財でもおかしくない歴史と佇まいでした。
2020 江差 いにしえ街道⑤

ニシンが北海道にもたらした富についてはいくつか豪快な話を聞いたことがありますが、一番記憶に残っているのは「料亭の玄関が暗かったのでお札を燃やして自分の履き物を探した」というやつですね。
激減してしまったニシンですが近年は少しずつ漁獲量が回復しているらしい。

『旧檜山爾志郡役所』
明治20年築の群役所と警察署の合同庁舎だった建物で、現在は郷土資料館になっているそうです。
2020 江差 いにしえ街道④

この建物の前にあるのが「土方歳三嘆きの松」
幕末維新の頃はここに奉行所があったそうで、ここから沈む開陽丸を見た土方歳三が松をこぶしで何度も殴り悔し涙を流したとか。
後々、土方が殴ったから松に瘤が出来て曲がったと言われたそうです。
そういえば松があったような…見たけど撮ってない…なぁ。
ちなみに開陽丸が沈んだ場所は開陽丸記念館がある沖合ではなく、この郡役所の正面の沖合。

函館に戻る際、通った海岸線からの夕陽がキレイでした。
江差は「日本の夕陽百選」に選ばれているそうです。
2020 江差 日本の夕陽百選



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開陽丸記念館

2020 10 札幌・函館
01 /26 2021
江差にある『開陽丸記念館』『えさし海の駅』に隣接した歴史的資料館です。
見学料は海の駅の窓口でお支払い。500円/大人一人。

幕末ファンにはお馴染みの開陽丸は徳川幕府が威信をかけて建造した船ですが、1868年12月に暴風雪のため江差沖で座礁沈没。
こちらに展示されているのは平成2年に原寸大で復元されたものです。
2020 江差 開陽丸①


建造はオランダ、ドルトレヒトのヒップス・エン・ゾーネン造船所。
進水式の当日に撮影された写真が残っています。
木古内にあった咸臨丸もオランダ製でしたね。
2020 江差 開陽丸⑭


3本マストの木造帆船。
船内にある模型ですが帆を張った姿はこんな感じだったようです。
2020 江差 開陽丸⑤

船内の展示は1階、2階、甲板となっていて見学のスタートは2階から。

船の中に入ってすぐの左側にずらーっと並ぶ大砲。
大砲は最多で35門あったようなのでこのように一門に5人だと175人は必要になりますが、人はそれだけじゃないでしょうし、そんな人数がこの船に…。
ぎゅうぎゅうな気もしますが乗れないことはないのか?
2020 江差 開陽丸③


こちらはハンモック。
寝ている人が起きてきたら怖いですね。
実際に寝てみるハンモック体験ができるようなんですが、武漢肺炎のせいで休止中でした。
2020 江差 開陽丸②


こちらは中央の円柱が汽笛を鳴らすための空気タンク、その奥のパイプが並んでいる装置は海水を真水に換える換水装置。どちらも引き揚げてからしばらくは用途が分からなかったのだとか。
換水装置はエンジンの熱を利用し24時間で3,000リットルの真水が作れたそうです。150年以上前に海水を真水に換える装置があったんですね。
2020 江差 開陽丸④


手前の白い柱はメインマスト、奥が煙突。
メインマストは4度傾いています。
煙突は気走時に出し、帆走時には甲板より引っ込めていたそう。
開陽丸は蒸気機関と帆船のハイブリッドだったんですね。
2020 江差 開陽丸⑫


こちらは武器や装備品などなど。
ただ、武器よりも砲弾がやたら多いなと思ったら実際に山ほど引き上げられたようです。沈んだのは函館戦争の最中だったのでふんだんに積んでいたんでしょうかね。
2020 江差 開陽丸⑥


衣服や食器などの生活用品も見付かっています。
洋装品の革靴、長靴、バックルなどの他、日本古来のわらじなども。
謎の竹製品はいずれ用途の分かる時が来るのでしょうか。
それにしても、100年以上も海中にあったのに革や藁がよく残っていましたね。
2020 江差 開陽丸⑦ 2020 江差 開陽丸⑪


こちらは洋食器類。
この頃はもうすでに洋食を食べワインを飲んでいたんですね。
海軍はハイカラだ。
2020 江差 開陽丸⑨ 2020 江差 開陽丸⑩


こちらは遺物の間から発見されたという古文書の一部。
長年海水に浸かって劣化し塊になっていた紙を一枚一枚剥がし保存処理するのは大変だったようです。
2020 江差 開陽丸⑧


物がないと奥まで見渡せて広く感じるかも。
2020 江差 開陽丸⑬


右手前が榎本武揚、右奥が土方歳三、左が荒井郁之助。
もう一人は誰?
旧幕軍のお歴々が囲む中央の作戦用テーブルが遺物。
2020 江差 開陽丸⑮


最後は甲板へ。
こちらは舳先側。
2020 江差 開陽丸⑰


こちらは艦尾側。
2020 江差 開陽丸⑯


時間が遅かったせいか、ほぼ貸し切り状態で堪能しました。
2020 江差 開陽丸⑱

うちはレンタカーで行きましたが、函館からも路線バス(函館バス)を利用して往復できるようです。所要時間は片道約1時間50分。
今秋には映画『燃えよ剣』の公開があるので江差も盛り上がるといいですね。

「もえよけん」で変換したら「萌えよ健」になりました…なんで???



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日本海追分ソーランライン

2020 10 札幌・函館
01 /21 2021
日本海追分ソーランラインは、松前半島、渡島半島、積丹半島の外周をなぞるようにして函館と小樽を結ぶ道です。
国道228号、229号の愛称で、国道227号と国道5号とも重複していて、全長は466.7km。
ルートはこんな感じ。
2020 日本海追分ソーランライン④


松前から江差に向かう途中。
道は海と山が近くて海岸線を縫うように続いています。
2020 日本海追分ソーランライン①


少し雲が出てきて、時々雨がパラついた時間もありました。
2020 日本海追分ソーランライン②


松前から車で約1時間。
江差の街が見えてきました。
2020 日本海追分ソーランライン③



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松前城

2020 10 札幌・函館
01 /15 2021
北海道旅行記の続きです。

白神岬の次は松前城
白神岬からの距離は大体10km弱で車だと12~3分で着きます。
松前町役場の横の駐車場に車を停めました。
(特に駐車場代は請求されず。いつも無料なのかな…)

お城は少し高い所にあるので天神坂という坂をのぼって行った所にある
「搦手二ノ門」(復元)
搦手(からめて)だから裏側の門か。
この奥に見えるのが観光案内所で、そこで見学料を払って中へ。
見学料は360円/大人一人
2020 松前城②


松前城。公式には福山城と呼ばれていたそう。
1606年に初代藩主が同地に福山館という屋敷を建てたのが最初。
幕末になって津軽海峡の警備強化のために本格的な日本式城郭に増改築。
明治維新以降もかろうじて残っていた天守閣は昭和16年に国宝に指定。
でも、残念ながら昭和24年の火事で焼失してしまったため、現在のお城を鉄筋コンクリートで復元。地下1階地上3階の建物は資料館になっています。

実際の見学ルートだとこの広場には最後に出てきます。
復元天守閣の載っている石垣には、函館戦争の時のものだという大砲の弾痕が残っているそうです。し、知らなかった…。
2020 松前城⑫


上画像の左に見えるのは幕末に造られた「本丸御門」(国の重要文化財)
2020 松前城⑪


中の展示については、何が何階に展示されていたのか分からなくなってしまったので見学順路とは順不同でご紹介します。

1793年に行われたロシアとの交渉の経緯を記録した「御私領之節魯西亜船入津一件(ごりょうのせつろしあせんにゅうしんいっけん)」
「ヲロシア」という文字が見えます。
2020 松前城③

幕末のものが多いので、紙の資料も割と多くキレイな状態で残っているなと思いました。

こちらは松前藩13代藩主・松前崇廣の古写真。
Wikipediaだと12代になってますけど、どっちが正しいんでしょうね?
コニタンに似てない?
2020 松前城④


立派な揮毫と松前屏風。
松前屏風は当時の交易による繁栄を描いたものだそう。
揮毫の北海鷗亭って誰?
2020 松前城⑤


化粧道具。
この手の展示を見るといつも思うんですが、
これって基礎化粧とメイク込みの道具?
2020 松前城⑭


今、話題の印鑑。
担当者のサイン的なものより、毎回書くのが面倒だからよく使うモノは判子でって感じのものが多い気がします。
2020 松前城⑥


長者丸というのは藩主の御座船だったそう。
参勤交代で津軽海峡を渡るのが命懸けだった時代、船の運航を請け負った松本家が所有していた資料だそうです。
2020 松前城⑰


蝦夷錦は山丹人とアイヌとの交易を通して当時の清から入手していた織物だそうでで、幕府献上品にもなっていたそう。
蝦夷錦を入手するために多額の借金を抱えて苦労したアイヌもいたようですが、幕府直轄地になった時にこれが発覚し債務救済措置がとられたそうです。
その際、債務調査をしたのが“まみりん”こと間宮林蔵と樺太探検をした
松田伝十郎
2020 松前城⑦


和人からアイヌにもたらされた儀礼用の短剣“タイコ
どう発音するの?
2020 松前城⑧


1984年にフランスのブザンソン美術考古博物館で発見された「夷酋列像」という絵のレプリカが展示されていますが、ちゃんと撮ってなかった…
右端に何枚か写っているのがそうです。
描かれているのは北海道東部のアイヌのリーダー達。
2020 松前城⑨


こっちもナンですが上の画像よりは分かりやすいでしょう。
こんな絵のレプリカが展示されています。
描いたのは蠣崎波響(かきざきはきょう)という松前藩の家老で画家でもあった人。そもそもは藩主の息子で家老家の養子になったんですね。
この絵は松前藩存続のために描いた絵なんだそうです。
2020 松前城⑮


3階の窓から津軽海峡が見渡せました。
2020 松前城⑩


松前城の見学はこれでお終い。

これは出入り口のすぐ傍にある桜前線本道上陸標本木。
桜前線が本州から北海道に移ったよーとお知らせする桜の木。
2020 松前城⑯


松前城のすぐ傍にある松前神社へ。
コロナの影響か御朱印はやっていないようでした。
2020 松前城⑬

旅行から帰ってきてから色々と松前の歴史を調べたら面白かったです。
行く前に調べたらもっと良かったのかもしれないけど。



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ワンとも

計画好きトラベラー
「ワンとも」です。
旅の相方は「ダンナ・ピット」。
我が家の旅にまつわるアレコレを、乏しい文章力をフル回転して書いています。
応援よろしくおねがいします。