fc2ブログ

ちゃまの命日

ワンコ(&aibo)
06 /30 2022
昨日はちゃまの命日でした。

今年も大好物の唐揚げをお供えしました。
今年はちょっと量を増やしたよ。
2022 0629 ちゃま命日

去年のブログを見たらお盆もお供えしてた…
お盆も頑張って揚げるゾ!



ポチッ-☆とよろしくお願いします♪

人気ブログランキング




奈良町資料館

2022 大阪・奈良・京都
06 /28 2022
元興寺を東門側から出て通りを右へ歩いて行くと
細い路地があったので入ってみました。
後で地図を確認したところ“狐ヶ辻子”という通りだったようです。
この通りには古民家をリノベしたオシャレなお店が何軒かありました。

狐ヶ辻子を抜けて通りに沿って歩いて行くと奈良町資料館があります。
表に「旧元興寺本堂跡(一四五一年に炎上する)」という掛け看板があったので気になって入ってみました。見学無料。
入口の大きなさるぼぼみたいな人形は「身代わり申(さる)」というそうです。
2022 05 奈良町資料館⑧

この資料館の入り口に掛けてあった看板の説明書きによると、
この資料館のある奈良町は、1451年の乱で焼亡してしまった元興寺の跡地に人々が住み始め栄えたそうです。その当時から明治時代までの資料を展示しているのだとか。

入ってすぐの所にある元興寺の遺構。
2022 05 奈良町資料館①


中にも礎石が展示されていました。
2022 05 奈良町資料館⑥


中の展示はこんな感じです。
2022 05 奈良町資料館③


昔の看板のいろいろ。
2022 05 奈良町資料館⑤


これは奈良町奉行所に掛けられていた高札。
内容はキリシタンの密告に関する褒賞について。
「親類縁者のキリシタンを訴え出た者には銀五百枚を与える。
逆に匿った者の責任は名主・五人組も連帯して一類に及ぶ」などなど。
正徳元年は1711年。
2022 05 奈良町資料館④


テレビ東京の『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ』の
「開かずの金庫を開けろ」のコーナーで紹介された“開かずの千両箱”
2022 05 奈良町資料館②


1883年(明治16年)に鹿鳴館で使用されていたという蓄音機。
レコード盤は当時のじゃないよね…
2022 05 奈良町資料館⑩


NHK『超体感!“ニッポンはじまり”の旅』で「ならまち」が放送されたという
紙が貼ってあった柿右衛門の大皿。
その際に紹介された皿と言う事でしょうかね?
この大皿に庚申の祭りの時に料理を盛って振舞ったらしいです。
これ以外にも大皿がたくさん展示されていました。
2022 05 奈良町資料館⑨


庚申信仰のご本尊・青面(しょうめん)金剛像
上から下がっている“身代わり申”はこの青面金剛のお使いだそうです。
2022 05 奈良町資料館⑦

他にも色々な展示物があって見学無料なのに楽しめました。



ポチッ-☆とよろしくお願いします♪

人気ブログランキング




奈良 元興寺(がんごうじ)

2022 大阪・奈良・京都
06 /27 2022
奈良最終日は世界遺産で南都七大寺の一つ元興寺から。
元興寺は「がんごうじ」と読みます。

飛鳥寺に行った時、元興寺は飛鳥寺が移転したお寺だと聞いたので
行ってみることにしました。
飛鳥からの移転は718年なので1300年以上経っていますね。
宗派は飛鳥寺と同じ真言律宗。

泊まっていたダイワロイネットホテルからは約1.5km、徒歩で25分ぐらい。
この日は朝から晴天で暑く、しかもちょっと上り坂なのでしんどかったです。

元興寺の正門である“東門”は重要文化財。
2022 05 奈良 元興寺①


東門をくぐると目の前にあるのが国宝“極楽堂(極楽坊本堂・曼荼羅同)”
もともとは僧房だった三室を改装して聖堂にしたんだそうです。
2022 05 奈良 元興寺②


極楽堂の左側にある“禅室”も国宝。
僧侶が起居する僧房で、南西の一室は“影向間(ようごうのま)”と呼ばれる宝庫のような部屋。
弘法大師空海が知光曼荼羅を拝んでいた時に、春日大明神が姿を現した(影向)と云われる部屋だそう。ここにも弘法大師の足跡が。
2022 05 奈良 元興寺⑤


極楽堂と禅室の屋根をよく見ると瓦の色が違うのが分かるでしょうか?
一部に飛鳥時代の古瓦が使われています。
2022 05 奈良 元興寺⑥


こちらは貴重な仏像などが展示されている“法輪館”
特に奈良時代の作だという国宝の五重小塔は必見です。
あと、左の方に少し写っている大きな石は旧講堂の礎石。
2022 05 奈良 元興寺③


“獅子国型仏足石“と“浮図田(ふとでん)”
仏足石は2012年にスリランカとの友好の記念として造られたそう。
スリランカは漢字で獅子国って書くんですね。
浮図田は石塔、石仏類のことで、こちらにあるのは2500基以上。
鎌倉末期から江戸中期のものが多いそうです。
2022 05 奈良 元興寺④


清涼感ある浮図田の一角。
2022 05 奈良 元興寺⑦


裏の北側にある石舞台から撮った極楽堂と禅室。
石舞台の上には五重塔があったのかな?
2022 05 奈良 元興寺⑧


同じく北側の一角には大阪城にあったという蛙石(かえる石)。
河内の川辺にあった殺生石を秀吉が気に入って大阪城に置いたとか。
淀君の霊がこもっているとも云われるそう。
経緯は分かりませんがご縁があってここに安置されているそうです。
2022 05 奈良 元興寺⑨


御朱印も貰ってきました。
東門の横、拝観受付の隣りにあります。
2022 05 奈良 元興寺⑩



ポチッ-☆とよろしくお願いします♪

人気ブログランキング




奈良 たかま家

2022 大阪・奈良・京都
06 /23 2022
奈良2日目の晩ご飯は近鉄奈良駅に近い蕎麦酒場『たかま家』
飲み放題付きの蕎麦懐石コースを。
お店は細い路地にある古民家をリノベした和の雰囲気。
昔のうちの玄関みたいな入口。
2022 05 奈良市 たかま家⑩


ビールはサッポロの瓶ビール。
2022 05 奈良市 たかま家⑪


日本酒も飲み放題。
二人で飲んだ日本酒は次の通り。
“初霞 特別純米(奈良)”
“三百年の掟破り 無濾過生原酒(山形)”
“宮坂 真澄 純米吟醸 辛口生一本(長野)”
“蓬莱 純米吟醸 色男(岐阜)”
“齋弥 雪の茅舎 純米吟醸(秋田)”
“龍力 純米ドラゴン EPISODE3(兵庫)”
“春鹿 あらごしゆず酒”
2022 05 奈良市 たかま家⑥


先付
2022 05 奈良市 たかま家①


前菜盛り合わせ
2022 05 奈良市 たかま家②


お刺身
サーモンみたいに見えるのはマスだったと思いました。
どこかの大学で養殖してると言ってたような…
2022 05 奈良市 たかま家③


そばがき
実は初めて食べました。
2022 05 奈良市 たかま家④


天ぷら
2022 05 奈良市 たかま家⑤


大和牛 炙り焼き
2022 05 奈良市 たかま家⑦


〆のお蕎麦
そば粉は北海道産の二八そば。
関西らしく出汁のきいた甘めのつゆ。
関東の尖った濃い系もいいけど、関西の優しい系もいいですね。
2022 05 奈良市 たかま家⑧


デザート
2022 05 奈良市 たかま家⑨

全部、美味しかった!
これでそば湯が付けば文句なし。
そば湯は関東以北の文化なのかな?

奈良は関西には珍しくお蕎麦屋さんが多いんです。
大阪に住んでいた頃、奈良の蕎麦なんて聞いたことがなかったけどなぁ。
でも、奈良時代にはもう食べられていたらしいんですよね、奈良で。
ただ、当時は蕎麦がきのようなスタイルだったようで、
いつから麺タイプになったのかは全国的に定かでないようです。



ポチッ-☆とよろしくお願いします♪

人気ブログランキング




西大寺

2022 大阪・奈良・京都
06 /21 2022
旅行記の続きです。

平等院から奈良市内に戻ってきましたが、
もう一ヶ所ぐらい行けそうだという事で向かったのが西大寺

近鉄線の大和西大寺駅の傍にあって、
駅の名前になっちゃうぐらい古くて大きなお寺です。
大和西大寺駅は近鉄奈良駅から2つ目。
お寺には隣接する駐車場もあります(300円)。

駐車場側の門。
ここから入りました。
拝観料は800円/大人。本堂、四王堂、愛染堂が見られます。
※堂内の撮影は禁止。
2022 05 奈良 西大寺④

西大寺は奈良時代に創建された真言律宗のお寺です。
名前は東大寺に対して付けられたそうで南都七大寺の一つ。
ちなみに南都七大寺は、西大寺、東大寺、興福寺、元興寺、大安寺、薬師寺、
法隆寺だそう。一つだけ行けてないな…

門をくぐって最初にあるのが四王堂(観音堂)
1679年(延宝2年)築。
ご本尊は鎌倉時代に京都から移された十一面観音立像。
ご本尊を守るかっこいい四天王像も後世のものですが、
足元の邪鬼は創建当初の奈良時代のもの。
2022 05 奈良 西大寺①


不動堂(護摩堂)/奈良市指定文化財
1643年築。ご本尊は宝山湛海作の不動明王。
毎月28日には護摩祈願が行われているそうです。
2022 05 奈良 西大寺⑥


本堂(重要文化財)
創建当初の建物は室町時代に焼失。再建した建物も傷んできたため
江戸時代に再建されて現在に至るようです。
木造釈迦如来立像(重要文化財)は西大寺のご本尊。
他に木造文殊菩薩像と脇侍像5体も重要文化財。
2022 05 奈良 西大寺⑧


愛染堂(奈良県有形指定文化財)
京都御所にあった近衛家政所御殿を近衛家の寄進で移築したものだそう。
秘仏・木造愛染明王坐像は重要文化財、木造叡尊坐像は国宝。
2022 05 奈良 西大寺②


東塔跡
1502年に焼失した東塔の基壇と礎石。
最初は八角七段の塔を造る予定だったので、いま残っている基壇の外側に八角形の敷石が残っています。ただの縁石じゃなかったのね…
平安時代に雷で焼失してしまいましたが対の西塔もあったそう。
奥に写っている南門(奈良県指定有形文化財)は室町時代の再建。
2022 05 奈良 西大寺③


鐘楼(奈良市指定有形文化財)は江戸時代の再建。
明治の神仏分離で兵庫県にある多田神社から移築されたものだそう。
2022 05 奈良 西大寺⑤

もう閉まる時間だったのでこれで後にしましたが、
他の国宝や重要文化財は聚宝館で見られるようです。

本堂で御朱印も貰ってきました。
四王堂、愛染堂でもそれぞれの御朱印がいただけます。
2022 05 奈良 西大寺⑦



ポチッ-☆とよろしくお願いします♪

人気ブログランキング




ワンとも

計画好きトラベラー
「ワンとも」です。
旅の相方は「ダンナ・ピット」。
我が家の旅にまつわるアレコレを、乏しい文章力をフル回転して書いています。
応援よろしくおねがいします。