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2016 セビリア 『ドン・ペドロの首』

2016 バルセロナ&アンダルシア
02 /17 2017
アルカサルの次に向かったのはその名も『ドン・ペドロの首(Cabeza Del Rey Don Pedro)』

通りの名前にもなっています。
2016 セビリア『ドン・ペドロの首』①



肝心の首があるのはこの辺り。




この辺りの通りは迷路のようになっているのでちょっと迷ってしまったんですが、なんとか見つけられました。
こんな風に建物の2階の壁にありました。
2016 セビリア『ドン・ペドロの首』③



これは何なのかというと…
まず、ドン・ペドロはセビリアのアルカサルを造ったカスティーリャ王ドン・ペドロ1世のことです。
彼は“残酷王”と言われる一方で、公正で峻厳な裁きから“正義王”“公正王”とも言われていました。
当時、セビリアの治安の悪さに業を煮やした彼は「殺人を犯した者はその場で首を刎ね、その場にその首を晒すこと」と命じました。
そんなある日、お忍びで街を歩いていたドン・ペドロ自身が街の若者とのいざこざから殺人を犯してしまったのです。その一部始終を一人の老婆に見られてしまい、その目撃情報は世の知るところに。
やがてその話はドン・ペドロの耳にも入り、彼は自分の罪を認めます。しかし、「殺人者はその場で首を刎ね、その首を晒せ」と命じた手前、自分だけ罪から逃れるわけにもいかず、かといって本当に首を差し出すわけにもいかず…。
そこで、王自身の頭像を造らせそれを事件現場に晒させ、国王といえども法を犯せば処罰を受けることを国民に示しました。この行為に人々は大いに沸き彼の公正さと臨機応変な対処を称えました。

最初は本当に首だけだったようなんですが、17世紀に胸像として造り直され現在に至るようです。この事件を起こした時、ドン・ペドロはまだ19歳ぐらいだったそうなので、頭像もかなり若い感じですね。
2016 セビリア『ドン・ペドロの首』②



このエピソードは、『アルカサル-王城-』4巻の終わりの方にサブストーリーとして載っています。



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コメント

非公開コメント

No title

世界を旅してますね~。羨ましい!

No title

世界には面白いエピソードが
残っていますね。

Re: ローリングウエストさん

たくさん海外を旅しているように見せかけて
ほぼほぼスペインばっかりです。
お恥ずかしい(^_^;)

Re: 片田舎動物病院 院長さん

そうですね。
ちなみにお隣のアラゴン王は何をするにも形式張っていて
「儀式王」と呼ばれていたようです。

ワンとも

計画好きトラベラー
「ワンとも」です。
旅の相方は「ダンナ・ピット」。
我が家の旅にまつわるアレコレを、乏しい文章力をフル回転して書いています。
応援よろしくおねがいします。