『カテドラル(サンタ・マリア大聖堂/バレンシア大聖堂)』
行くお店行くお店予約でいっぱいでダメ。
一時間近くランチ難民になって彷徨っている間に撮った画像はこれ一枚
…街路樹の伐採。

このままでは観光もできずに終わってしまう!
お腹は空いているけれども食事は後にして、先に観光をすることにしました。
まずは『カテドラル』へ。
レイナ広場に面して建つゴシック様式のカテドラル(サンタ・マリア大聖堂/バレンシア大聖堂)は、13世紀、モスクの跡地に建設がスタート。その後の改修工事の際にバロック様式や新古典様式も取り入れられたそうです。
一際目を引くのは“ミゲレテの塔”。(…公園のゴミ箱が邪魔)

ミゲレテの塔の横、3つある門の一つ。
ここが入口です。

カテドラル内部。

“主祭壇”
正面の絵はルネッサンス様式で描かれたキリストと聖母の物語。

主祭壇の裏側にある昔の高僧の腕のミイラ。

“聖フランシスコ・ボルハの礼拝堂”
聖フランシスコ・ボルハはバレンシアのガンディアで出生。
生前の功績と人徳から聖人に列せられた人物だそうです。
ボルハはバレンシア語、スペイン語だとボルヒア、イタリア語だとボルジア。
あのチェーザレ・ボルジアでも知られるボルジア家の出身です。
この礼拝堂の正面向かって右側にゴヤの初期作品『瀕死の病人に付き添う聖フランシスコ・ボルハ』がありますが見落としていました。

“聖杯の礼拝堂”
最後の晩餐に使われたといわれる聖杯の候補の一つがここにあります。
この聖杯は科学的に分析されていて、製作された年代が、キリストが聖杯を使ったであろう時期に合致するんだそうです。

実物は上のカップの部分だけ。素材はメノウ。
豪華な台座は中世に作られたものだそう。
この画像だと分かりづらいですね。
気になる方はカテドラルのホームページで確認してください。

聖杯が飾られている直上のステンドグラスにも聖杯。

カテドラルの見学料は確か8ユーロ。
日本語音声ガイド(有料)も借りられますよ。
チケットに印刷されていた見所に主要な物だけ記してみました。
ウチみたいにガイドブックもロクに見ない、音声ガイドも借りない、後から見落としに気付いて後悔するという方達の役に立つといいな。

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