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『ラ・ロンハ・デ・ラ・セタ(絹の商品取引所)』

カテドラルからバレンシア中央市場までは徒歩5分ほど。
しかし、開いている時間は午後3時まで。
行ってみたらもう閉まっていました。
2018 バレンシア中央市場



その中央市場の傍にある『ラ・ロンハ・デ・ラ・セタ(絹の商品取引所)』
バレンシア語だとリョジャ・デ・ラ・セダ。
海洋貿易で栄えた15世紀後半に建てられ、1996年に世界遺産に登録。
ここには、ラ・ロンハが建つ以前から海洋・商事に関する裁判所や市営銀行があったそうで、建物が面している広場も商業広場(Plaza del Mercado)というぐらいバレンシア商業の中心だったようです。
2018 ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ①



絹の商品取引に使われていた“契約の広間”は、捻じりの効いた柱が印象。
この広間のテーマは「ヤシの木が生い茂る楽園」だそうで、柱はヤシの木をイメージしているらしいですよ。
やっぱり楽園=南国=ヤシの木なんですね。
2018 ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ②



隣の塔に昇るための螺旋階段もありました。
塔には牢獄があって支払いが滞ると収監されたらしいですよ。
今もこの制度があったらリーマンショックの時なんて牢獄が溢れていたかも…
2018 ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ⑦



オレンジの木が繁る“オレンジの中庭”
2018 ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ③



一旦、中庭に出て外階段を上った所にある“海洋領事の広間”
建物はゴシック様式ですが、この広間はルネサンス様式。
2018 ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ⑤



この広間で印象的なのが豪華な天井。
37年かけて完成されたそうです。
確かに細かくて凝ったデザインの天井ですが何に37年も掛かった!?
金がいっぺんに集まらなかったとかでしょうか。
2018 ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ④


地下に下りる階段もあるらしいんですけど、どこにあったのかな?


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