『郡上八幡城』
岐阜市からは約55km。
東海北陸自動車道を利用して1時間かからないぐらいでした。
うっかり道を間違えて郡上八幡の繁華街へ入ってしまい、
道が狭いのに人通りが多くて通り抜けるのが大変でした。
郡上八幡城のある山の上までは車で行くことができるんですが、
上りの道が細いうえにもの凄いカーブの連続で、少し大きい車だと一回では
曲がれないと思います。
一方通行なのですれ違う車を気にしなくていいのはいいですけどね。
山道を上ったお城の傍に20台分ぐらいの駐車場がありました。
そこに車を停めてお城へ。
郡上八幡城は戦国時代に建てられて、明治の廃藩置県で取り壊され、
昭和8年に再建されたそうです。
石垣はオリジナルで、木造で再建されたお城の中では最古だそう。
山城を見るといつも思うんですが、こんな山の上までよく石を運んだなぁって…。

お城おススメの撮影ポイントから撮るとこんな感じ。

お城から見た郡上八幡の市街地は魚の形をしています。
左がお頭で右が尾。

敷地内にある“力石”
約400年前、お城を改修時した際に、
作兵衛という人夫が城下の河原から背負って運んだという石です。
運び終わった直後に作兵衛は亡くなってしまい、それを憐れんだ奉行が
この石を使用しなかったそうですが、そのまま放ったらかしになっていたのを
昭和の再建の時に碑にして顕彰したのだそうです。
重さは約350㎏あるそうですよ。そりゃ死んじゃうかもね…

こちらは改修の際に人柱になった娘“およし”の塚。

こういった悲劇的なお話は全国にありますね。ワンともの地元にもあります。
それは小学校のバス旅行で行った白河小峰城。
国の指定文化財で、日本100名城、東北三名城の一つです。
ワンともが行った頃は城跡でしたが、今は建物が復元されています。
郡上八幡城のおよしが人柱に選ばれた経緯はわかりませんが、小峰城の場合は
「人柱を立てると決めてから最初に来た娘」だったと思います、確か。
この娘は、お城の工事関係者のお父さんにお弁当を届けに来て人柱になってしまいました。この話を、お城の見学に行く前にバスの中でガイドさんがするんですよ。「今でも娘のすすり泣く声が聞こえるそうです」とか言って。そんな怖い所に行きたくないって思いながら行って、娘のすすり泣きが聞こえやしないか恐々としながら見学した記憶があります。
さて、郡上八幡城の内部見学ですが、
残念ながら、ちょっと時間が遅くて終了していました。

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