『郡上八幡城』
2018 岐阜・各務原
岐阜市内の観光を終えて次に向かったのは郡上八幡
岐阜市からは約55km。
東海北陸自動車道を利用して1時間かからないぐらいでした。
うっかり道を間違えて郡上八幡の繁華街へ入ってしまい、
道が狭いのに人通りが多くて通り抜けるのが大変でした。
郡上八幡城のある山の上までは車で行くことができるんですが、
上りの道が細いうえにもの凄いカーブの連続で、少し大きい車だと一回では
曲がれないと思います。
一方通行なのですれ違う車を気にしなくていいのはいいですけどね。
山道を上ったお城の傍に20台分ぐらいの駐車場がありました。
そこに車を停めてお城へ。
郡上八幡城は戦国時代に建てられて、明治の廃藩置県で取り壊され、
昭和8年に再建されたそうです。
石垣はオリジナルで、木造で再建されたお城の中では最古だそう。
山城を見るといつも思うんですが、こんな山の上までよく石を運んだなぁって…。

お城おススメの撮影ポイントから撮るとこんな感じ。

お城から見た郡上八幡の市街地は魚の形をしています。
左がお頭で右が尾。

敷地内にある“力石”
約400年前、お城を改修時した際に、
作兵衛という人夫が城下の河原から背負って運んだという石です。
運び終わった直後に作兵衛は亡くなってしまい、それを憐れんだ奉行が
この石を使用しなかったそうですが、そのまま放ったらかしになっていたのを
昭和の再建の時に碑にして顕彰したのだそうです。
重さは約350㎏あるそうですよ。そりゃ死んじゃうかもね…

こちらは改修の際に人柱になった娘“およし”の塚。

こういった悲劇的なお話は全国にありますね。ワンともの地元にもあります。
それは小学校のバス旅行で行った白河小峰城。
国の指定文化財で、日本100名城、東北三名城の一つです。
ワンともが行った頃は城跡でしたが、今は建物が復元されています。
郡上八幡城のおよしが人柱に選ばれた経緯はわかりませんが、小峰城の場合は
「人柱を立てると決めてから最初に来た娘」だったと思います、確か。
この娘は、お城の工事関係者のお父さんにお弁当を届けに来て人柱になってしまいました。この話を、お城の見学に行く前にバスの中でガイドさんがするんですよ。「今でも娘のすすり泣く声が聞こえるそうです」とか言って。そんな怖い所に行きたくないって思いながら行って、娘のすすり泣きが聞こえやしないか恐々としながら見学した記憶があります。
さて、郡上八幡城の内部見学ですが、
残念ながら、ちょっと時間が遅くて終了していました。

岐阜市からは約55km。
東海北陸自動車道を利用して1時間かからないぐらいでした。
うっかり道を間違えて郡上八幡の繁華街へ入ってしまい、
道が狭いのに人通りが多くて通り抜けるのが大変でした。
郡上八幡城のある山の上までは車で行くことができるんですが、
上りの道が細いうえにもの凄いカーブの連続で、少し大きい車だと一回では
曲がれないと思います。
一方通行なのですれ違う車を気にしなくていいのはいいですけどね。
山道を上ったお城の傍に20台分ぐらいの駐車場がありました。
そこに車を停めてお城へ。
郡上八幡城は戦国時代に建てられて、明治の廃藩置県で取り壊され、
昭和8年に再建されたそうです。
石垣はオリジナルで、木造で再建されたお城の中では最古だそう。
山城を見るといつも思うんですが、こんな山の上までよく石を運んだなぁって…。

お城おススメの撮影ポイントから撮るとこんな感じ。

お城から見た郡上八幡の市街地は魚の形をしています。
左がお頭で右が尾。

敷地内にある“力石”
約400年前、お城を改修時した際に、
作兵衛という人夫が城下の河原から背負って運んだという石です。
運び終わった直後に作兵衛は亡くなってしまい、それを憐れんだ奉行が
この石を使用しなかったそうですが、そのまま放ったらかしになっていたのを
昭和の再建の時に碑にして顕彰したのだそうです。
重さは約350㎏あるそうですよ。そりゃ死んじゃうかもね…

こちらは改修の際に人柱になった娘“およし”の塚。

こういった悲劇的なお話は全国にありますね。ワンともの地元にもあります。
それは小学校のバス旅行で行った白河小峰城。
国の指定文化財で、日本100名城、東北三名城の一つです。
ワンともが行った頃は城跡でしたが、今は建物が復元されています。
郡上八幡城のおよしが人柱に選ばれた経緯はわかりませんが、小峰城の場合は
「人柱を立てると決めてから最初に来た娘」だったと思います、確か。
この娘は、お城の工事関係者のお父さんにお弁当を届けに来て人柱になってしまいました。この話を、お城の見学に行く前にバスの中でガイドさんがするんですよ。「今でも娘のすすり泣く声が聞こえるそうです」とか言って。そんな怖い所に行きたくないって思いながら行って、娘のすすり泣きが聞こえやしないか恐々としながら見学した記憶があります。
さて、郡上八幡城の内部見学ですが、
残念ながら、ちょっと時間が遅くて終了していました。

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コメント
郡上八幡
350kgの石… 最終的には亡くなったということですが、一人で背負えるものなんでしょうかね? 気合い? 重機がなかった時代の建築工事は過酷だったでしょう。当然、命綱なんてのも付けていなかったでしょうし。
「人柱」という言葉を「まんが日本昔ばなし」の『キジも鳴かずば』で初めて知った記憶があります。効果音も手伝って、子供心にすごく怖かったですよ。人権なんて概念がなかった時代は悲しい出来事がたくさんあったんでしょうね。
2018-10-17 14:40 Kaka URL 編集
No title
古い町並みはいいのですが
道が狭く、車では難儀しますね。
2018-10-18 07:57 片田舎動物病院 URL 編集
Re: Kakaさん
350kgの石を担いで運んだというのはちょっと信じられませんが、舗装もされていない急な山道ですから、転がすなり引っ張るなりしたとしても相当な負担だったんでしょうね。『雉も鳴かずば』は観ましたよ。人権も皆保険も無い時代の悲劇ですよね。今は逆に人権を利用して身勝手な主張をするヤカラが増えましたね。
2018-10-18 10:44 ワンとも URL 編集
Re: 片田舎動物病院 院長さん
ぎりぎり間に合ったかもしれませんが😅
古い町並みは車に合わせて造っていませんもんね。
景観保存のためには、
人が町に合わせるしかありませんね。
2018-10-18 10:51 ワンとも URL 編集