息栖神社
茨城
神栖市にある息栖神社(いきすじんじゃ)
鹿島神宮、香取神宮と並ぶ東国三社の一つで、昔は「お伊勢参り」をした後、
この三社に詣でることを禊の「下三宮参り」と称して人気が高かったそうです。

また、鹿島神宮、香取神宮、息栖神社を線で結ぶと直角三角形になり、
息栖神社はちょうど直角部分に位置するようです。

2つ上の画像に写っている鳥居は二の鳥居で、
この鳥居をくぐって少し行った所にある“稲荷神社”

こちらは二の鳥居の正面奥にある“神門”

神門の先にあるのが“社殿”
息栖神社の主祭神は、
国譲りの際に東国への先導にあたった久那斗神(くなどのかみ)。
相殿神は鹿島の神の副神だった天乃鳥船神(あめのとりふねのかみ)と
三韓征伐に由来する住吉三神。

現在の社殿は昭和38年に建てられたもので、それ以前の社殿は享保7年(1722年)に建てられたものでしたが、昭和35年に焼失したそう。
こちらは“御神木”

大同2年(807年)の創建から1200年目を記念して、
平成19年(2007年)に建てられた記念碑。

現在の場所に御遷座する前は、同じ神栖市の日川という場所に祀られていたそうなので、神社自体の歴史はもっと古いということになりますね。
日川ってどの辺りか調べてみたら、今の場所よりも8kmぐらい離れた利根川の下流域にありました。
こちらは“力石”と“松尾芭蕉の句碑”
力石は昔、若者たちが夕涼みの際に力比べで持ち上げていた石。
芭蕉の句は、芭蕉の親友の鹿島根本時の仏頂和尚に招かれた際、
ここにも訪れて読んだ句だそう。
「この里は 気吹戸主(いぶきとぬし)の 風寒し」
気吹戸主というのは息栖神社の御祭神の事をいうそうです。
建立の時期は不明ですが凡そ170年ぐらい前のようで、芭蕉が訪れてから150年ぐらい経って建てられた感じです。

画像はありませんが、力石と芭蕉の句碑の近くには、
緑色の花が咲く珍しい“御衣黄”という桜の木があります。
こちらは“息栖ゆかりの歌碑”
歌碑に刻まれているのは鎌倉時代に息栖の辺りを詠んだ歌だそうです。

この木は“招霊(おがたま)の木”
小賀玉、黄心樹とも表記するモクレン科の木で、招霊は和名。
「幸運をもたらす精霊の宿る木。近寄ってパワーを貰いましょう」と書いてあるので、みんな近寄って手をかざしていました。

境内を出て神社と反対側に行くと利根川の岸に一の鳥居があります。
二の鳥居からは約150m、歩いて3分ぐらい。
この画像は利根川の方から撮った一の鳥居です。

両サイドにある“忍潮井(おしおい)”の井戸。
左が“女瓶(めがめ)”、右が“男瓶(おがめ)”

男瓶には鮮やかな色の鯉が泳いでいました。

利根川の水運を利用して下三宮参りをしていた昔は、
ここから上陸してお参りしていたんでしょうかね。
御朱印もいただいてきました。

鹿島神宮、香取神宮と並ぶ東国三社の一つで、昔は「お伊勢参り」をした後、
この三社に詣でることを禊の「下三宮参り」と称して人気が高かったそうです。

また、鹿島神宮、香取神宮、息栖神社を線で結ぶと直角三角形になり、
息栖神社はちょうど直角部分に位置するようです。

2つ上の画像に写っている鳥居は二の鳥居で、
この鳥居をくぐって少し行った所にある“稲荷神社”

こちらは二の鳥居の正面奥にある“神門”

神門の先にあるのが“社殿”
息栖神社の主祭神は、
国譲りの際に東国への先導にあたった久那斗神(くなどのかみ)。
相殿神は鹿島の神の副神だった天乃鳥船神(あめのとりふねのかみ)と
三韓征伐に由来する住吉三神。

現在の社殿は昭和38年に建てられたもので、それ以前の社殿は享保7年(1722年)に建てられたものでしたが、昭和35年に焼失したそう。
こちらは“御神木”

大同2年(807年)の創建から1200年目を記念して、
平成19年(2007年)に建てられた記念碑。

現在の場所に御遷座する前は、同じ神栖市の日川という場所に祀られていたそうなので、神社自体の歴史はもっと古いということになりますね。
日川ってどの辺りか調べてみたら、今の場所よりも8kmぐらい離れた利根川の下流域にありました。
こちらは“力石”と“松尾芭蕉の句碑”
力石は昔、若者たちが夕涼みの際に力比べで持ち上げていた石。
芭蕉の句は、芭蕉の親友の鹿島根本時の仏頂和尚に招かれた際、
ここにも訪れて読んだ句だそう。
「この里は 気吹戸主(いぶきとぬし)の 風寒し」
気吹戸主というのは息栖神社の御祭神の事をいうそうです。
建立の時期は不明ですが凡そ170年ぐらい前のようで、芭蕉が訪れてから150年ぐらい経って建てられた感じです。

画像はありませんが、力石と芭蕉の句碑の近くには、
緑色の花が咲く珍しい“御衣黄”という桜の木があります。
こちらは“息栖ゆかりの歌碑”
歌碑に刻まれているのは鎌倉時代に息栖の辺りを詠んだ歌だそうです。

この木は“招霊(おがたま)の木”
小賀玉、黄心樹とも表記するモクレン科の木で、招霊は和名。
「幸運をもたらす精霊の宿る木。近寄ってパワーを貰いましょう」と書いてあるので、みんな近寄って手をかざしていました。

境内を出て神社と反対側に行くと利根川の岸に一の鳥居があります。
二の鳥居からは約150m、歩いて3分ぐらい。
この画像は利根川の方から撮った一の鳥居です。

両サイドにある“忍潮井(おしおい)”の井戸。
左が“女瓶(めがめ)”、右が“男瓶(おがめ)”


男瓶には鮮やかな色の鯉が泳いでいました。

利根川の水運を利用して下三宮参りをしていた昔は、
ここから上陸してお参りしていたんでしょうかね。
御朱印もいただいてきました。

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コメント
No title
ご神木や力石等見どころがいっぱいあって、
ゆっくり見て回るのは楽しいですね。
2023-03-11 08:10 片田舎動物病院 URL 編集
Re: 片田舎動物病院 院長さん
規模は小さいですが、由緒のあるものが
たくさんありました。
桜が咲く頃はもっと良さそうです。
2023-03-11 14:43 ワンとも URL 編集