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香取神宮

茨城
03 /17 2023
息栖神社の後は、東国三社のもう一つ『香取神宮』へ。
息栖神社とは利根川を隔てた対岸の千葉県香取市にあって
距離は約18km、車で25分ぐらい。
公共交通機関を利用する場合はJR佐原駅からバスが出ているようです。

香取神宮は下総国(千葉北部)の一之宮で、
全国に約400社ある香取宮の総本社。
昔は三つしかなかった名前に神宮の付くお宮の一つ(伊勢、鹿島、香取)。
創建は神武天皇18年(紀元前643年)、約2660年前。

さて、こちらは表参道。
両脇に石灯篭が並ぶ坂道で、下には商店街と駐車場があります。
2023 0226 香取神宮⑧


参道を登った所にある“石鳥居”
奥に見える朱塗りの門は“総門”
2023 0226 香取神宮⑦


総門をくぐって右奥にあるのが“楼門”
元禄13年(1700年)の創建で、昭和58年に重要文化財に指定。
旧参道から来るとこの楼門の辺りに出ます。
2023 0226 香取神宮①


楼門の南側に掛かっている額の「香取神宮」の文字は東郷平八郎の筆。
2023 0226 香取神宮⑬


楼門をくぐって右側にあるのが“神楽殿”
香取神宮のホームページには“神楽殿”とだけ書いてありますが、
Wikipediaには楼門と同じく元禄13年に造営された“祈祷殿(旧拝殿)”で、
昭和になってから現在の場所に移築されたとなっています。
2023 0226 香取神宮⑥


こちらは黒漆塗がかっこいい現在の“拝殿”
御祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)で、
伊波比主命(いはひぬしのみこと)という別名があります。
鹿島の神様とともに国譲りの神話に出てくる神様で、
古来より国家鎮護、武徳の神として崇められています。
2023 0226 香取神宮②

拝殿は“拝殿・幣殿・神饌所”という名称の登録有形文化財です。
昭和の大修築の時の造営なので神社の歴史からするとかなり新しいですが、
昭和15年築なので今年で83年目です。
拝殿が黒漆塗になったのはこの時からだそう。

拝殿ではちょうど結婚式をしていました。
私たちの頃は教会式が主流でしたが、最近は和婚が増えましたね。
白無垢も髪型もオシャレになりました。
2023 0226 香取神宮③


こちらは“御神木”
除けたつもりでしたがハレーションが入っちゃいました。
2023 0226 香取神宮⑨


拝殿の後ろ側にあるのが“本殿”
この画像だと手前が本殿、奥が拝殿。
本殿は元禄13年(1700年)築の国定重要文化財。
2023 0226 香取神宮④

上の画像、少しもやって見えますが、これスギ花粉が原因です。
目視できるぐらい大量の花粉が降り注いでいました。
ここまでの量になると眠くなりにくい花粉症の薬は全く効かず。
眠くてボーっとするぐらいキツイ薬じゃないとム~リ~。

こちらは一本の杉が三本に分かれた“三本杉”
源頼義が参拝した際に「天下泰平社頭繁栄子孫長久、三つの願い成就せば此の杉自ら三枝に分かれん」と祈願したところ、一つの株が三つに分かれたといわれているそうです。真ん中の幹は朽ちてしまったよう。
2023 0226 香取神宮⑩


清めの“御神砂(おすな)”
自由に取って持って帰っていいので一つまみ頂いてきました。
2023 0226 香取神宮⑤


こちらは昭和45年に建造された海上自衛隊の“練習艦かとりの錨”
艦名が香取神宮に由来するので、平成10年に除籍を記念して奉納されたそう。
2023 0226 香取神宮⑪


御朱印も頂いてきました。
2023 0226 香取神宮⑫

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ワンとも

計画好きトラベラー
「ワンとも」です。
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