白山公園
白山神社に隣接というかほぼ一体化している白山公園は、
明治6年に造営されたオランダ風の回遊式庭園です。
オランダ式庭園は方形で平坦な小区画に樹木・花壇・噴水などを幾何学的デザインで配したものをいうそう。
こちらの庭園は「オランダ風」だからちょっとアレンジしてあるんでしょうかね。
白山神社の拝殿正面の参道を通って行くと右側にある“歯固め石”
「歯苦散」とも言われる歯の神様だそう。
歯の悩みの祈願の他に、子供の「お食い初め」の際にはこの石を持って
行って(後で返却)、子供の歯の健康を祈念するそうです。


こちらは“忠犬タマ公の像”
戦前の話しですが、タマ公は2度にわたり飼い主ほか数名を雪崩から救出した忠犬だそうです。寄付によって造られた像は太平洋戦争時に供出されましたが、戦後に再建されたそう。ちなみにタマ公はメスの柴犬だったそう。
うちのワンコに「もしも飼い主が急病で倒れたらどうするか?」というチャレンジをしてみましたが、顔を舐められるか無視されて終わりでした。

ここから一旦公園の外へ出て“新潟県政記念館”の正面へ。
明治16年(1883年)に建設された新潟県会議事堂で国の重要文化財です。
残念ながら耐震改修工事のため敷地にも入ることができませんでしたが、
開いていれば公園の敷地内からもアプローチは可能です。
ちなみに休館の期間令和10年3月31日まで。長いね~。

再び公園に戻って“燕喜館”へ。
その途中に通った“獅子山”
この公園を造園する際、敷地のあちこちに点在していた摂社末社の
狛犬や灯籠をここに集めて獅子山を作ったそうです。

“燕喜館(えんきかん)”の入口の門です。
入口は一旦公園の外に出る感じになります。

こちらは玄関。
燕喜館は明治の豪商・斎藤家の邸宅の一部を移築したもので、登録有形文化財に指定されているそうです。

内部の見学は無料ですが、句会や茶会などの文化活動のために貸し出しもしているため、この時も何かの催し物のためにたくさんの人が集まっていて、荷物が置いてあったり使用中で見学できない部屋もありました。



入口とは逆の公園に面した方から撮った燕喜館です。

こちらは燕喜館から神社の方へ戻る途中に横を通った“はす池”
一角に「奇跡の蓮」とうのがあって、これは中尊寺の発掘調査の際に発見された種子を発芽させ、そこから株分けして植えたものだそうです。残念ながら、この時は時期じゃなかったので何もありませんでした。時期は7月頃だそうです。
また、遠くにある赤い祠の載った石灯籠は“ラジオ塔”
ラジオ塔は1930年代に全国に作られたものの一つで、現在もAMラジオが流れているそうです。近くを通ると聞くことができるそうですよ。

広くて見応えのある公園でした。
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