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栃木市 蔵の街

足尾銅山の次は栃木市へ移動。
県道15号(鹿沼足尾線)を利用して約60㎞、車で1時間半ほどですが、
標高1100mの粕尾峠を超える山道は道幅の狭いカーブの連続でした。

栃木市では巴波川(うずまがわ)沿いにあるうずま公園の駐車場を利用しました。
月極駐車場と混合のようで、月極の札のない場所なら無料で駐車OKでした。
メインのエリアだと他には栃木警察署の跡地が無料駐車場になっているようです。

さて、栃木市の「蔵の街」の歴史ですが、
元和3年(1617年)、徳川家康の霊柩を久能山から日光東照宮へ改葬した際に、
巴波川の川岸から荷物などを陸揚げしたことに始まるようです。
その後、街道や舟運を利用した江戸との交易で栄え、
当時の豪商が建てた立派な蔵屋敷が街のあちこちに残っています。

この巴波川沿いに立ち並ぶ蔵が街の顔になっていますね。
映画やドラマの撮影にも利用されているそう。
2023 08 栃木市 蔵の街②


遊覧船もあります。
“蔵の街遊覧船”
年末年始と荒天以外は毎日運航しているそう。
10時~、1,000円/大人
なんと、ペットも乗船可! 300円/1匹
2023 08 栃木市 蔵の街①


次は川岸から蔵の街大通り(県道11号)へ。
この大通りは日光東照宮へ参向する朝廷の勅使が通った“日光例弊使街道”です。
勅使は京都から中山道を通り、高崎の倉賀野から北へ進路を変えて
伊勢崎、足利、栃木、鹿沼を経由して日光へ向かっていたようです。
2023 08 栃木市 蔵の街⑮


こちらは大通り沿いにある“とちぎ蔵の街観光館”とうい建物。
もともとは荒物問屋の見世蔵。右奥にちょっと見えている白い土蔵は、
蔵のアパートとして利用されていたこともあるそうです。
現在は観光案内所&お土産物店になっていて、ここで散策マップをもらいました。
2023 08 栃木市 蔵の街④


こちらも同じ大通り沿いにある“山本有三ふるさと記念館”
山本有三は「路傍の石」などで有名な栃木市出身の作家です。
江戸時代の見世蔵を利用した記念館になっています。
2023 08 栃木市 蔵の街⑰


歴史的建造物ではありませんが、ちょっと気になった“寺内萬年筆病院”
他所の方のブログによると、戦中か戦後(どちらの記述もあって定かでない)に
東京から移ってきた方が営んでいたようで、現在は空き家のようです。
市に寄付して残すような話もあるようですが…残るといいですね。
2023 08 栃木市 蔵の街⑥


こちらは“横山郷土館”、登録有形文化財です。
横山家は店舗の右半分で麻問屋、左半分で銀行を営んでいた豪商だそう。
店舗の両側には鹿沼産の石で造られたツインの蔵があり、
店舗の奥には洋館が建っています。
見学できるようですが、この時は時間がなかったので外観だけ見てきました。
2023 08 栃木市 蔵の街⑦


こちらは横山郷土館と同じ通り沿いにある“栃木市立文学館”
もともとは大正10年(1921年)に建てられた旧町役場庁舎だったそうです。
2023 08 栃木市 蔵の街⑩

現在は改修して市にゆかりの文学者の資料が展示されています。
窓口は古い銀行のような感じでした。
2023 08 栃木市 蔵の街⑧ 2023 08 栃木市 蔵の街⑨


こちらは県立栃木高校の敷地内にある“栃木高校記念図書館(養正寮)”
大正天皇が皇太子の時に来校したのを記念して大正3年(1914年)に建てられたそう。
1階は図書館、2階は同窓会の集会室で、「養正寮」という名は昭和10年になってから
2階の部分に対して名付けられたとか。
今も学習室や囲碁将棋部の活動などに利用されているそうです。
こちらの建物の他に記念館と講堂の3つが登録有形文化財だそう。
門が閉まっていたので、外から見ることができたこの建物だけ撮ってきました。
2023 08 栃木市 蔵の街⑪


こちらは大正2年(1913年)築の“栃木病院”、登録有形文化財です。
現在は栃木中央クリニックという名前で診療をしているようです。
狭い路地にあるのでスマホの広角で撮ったらすごく長体がかっちゃった。
2023 08 栃木市 栃木病院


また日光例弊使街道に戻ってきました。
蔵の街大通りから折れ曲がって続いている別のエリアになります。
下の画像の右側に写っているの“市村理髪館”は栃木県内最古の理髪店で、
明治4年(1871年)の断髪令が出た時に開業し、平成元年(1989年)まで営業していたそう。
「理容遺産」に認定され、後述の岡田記念館内に道具などが展示されています。
2023 08 栃木市 蔵の街⑭


一番手前の黒い壁がかっこいい建物は麻問屋を営んでいた“大貫邸”
天保5年(1834年)に建てられた日本で3番目に古い見世蔵です。
2023 08 栃木市 蔵の街⑫


こちらは安政5年(1858年)築の“楡井家土蔵”
2019年に修復が済んでいるのでキレイでした。
2023 08 栃木市 蔵の街⑬


こちらは大正13年(1924年)築の“天海(あまがい)家住宅店舗”
塀に囲まれていて全部は見られませんでしたが、かなり広いお屋敷のようでした。
2023 08 栃木市 蔵の街⑯


こちらは天海家のそばにある“岡田記念館”
岡田家は室町時代から続く地元の名家で現在のご当主で26代目だそう。
江戸時代は代官の職を代行していたそうです。
この時は開館時間を過ぎていたので中の見学はできませんでした。
8年前の豪雨災害で受けた被害を修復中のようですが見学はできるようです。
案内図をみるとけっこう広いですよ。
2023 08 栃木市 蔵の街⑰

今回は見れなかった場所もありますし、
『岩下の新生姜ミュージアム』にも行けていないので、
また日を改めて訪問出来たらいいなと思います。

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