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八千代座

杉養蜂園みつばち牧場の次に向かったのは山鹿市にある芝居小屋『八千代座』
この旅行のルートからは少し外れていたので、行けたら行こうと思っていた場所でした。

阿蘇の杉養蜂園みつばち牧場からは約43㎞、高速も利用して1時間ちょっと。
八千代座は市役所などがある市の中心部にあります。
ホームページに載っている駐車場の場所が分からなくて、八千代座の近くのコインパーキングに停めましたが、
少し離れた高台にある豊前街道駐車場がそれだったようです。



八千代座は江戸時代の伝統的な芝居小屋の様式を今に伝える貴重な建物で、
国の重要文化財に指定されています。
2023 10 熊本・山鹿『八千代座』①

建築は明治43年、こけら落としは明治44年。
最盛期は大正時代。
昭和になり衰退し始め、昭和30年代には映画館に改造された時期もあったようです。
昭和40年代からは廃屋同然になっていたところを、昭和62年からの寄付活動から復興が始まり、
平成2年にあの坂東玉三郎の舞踏公演を開催したことがさらなる復興の追い風になったそう。
その後、平成8年から13年にかけて「平成の大修復・復原」が行われ現在に至るそうです。

見学の申し込みはお向かいの八千代座管理資料館・夢小蔵で。
見学料は530円/大人一人
営業時間:9時~18時(最終受付17時30分)
休館日:毎月第2水曜日、年末年始12月29日~1月1日

こちらは昔の“てけつ”、チケット(切符)売り場です。
英語のチケットがテケツト…テケツと変化したもののよう。
2023 10 熊本・山鹿『八千代座』⑮


八つの千にヨの暖簾。
裏側から撮ったから「ヨ」が「E」になってしまった…
2023 10 熊本・山鹿『八千代座』⑰


客席の様子は動画に撮ってきました。
※音が出ます。ボリューム注意。



こちらは臨検席。
警察官が芝居の内容やお客をチェックするための席で、
芝居小屋には必ずあったそうです。
この仕事は美味しかったんじゃないでしょうかね。
2023 10 熊本・山鹿『八千代座』⑩


一階の下手側の一番端の席から見た舞台はこんな感じ。
舞台を見るにはちょっと斜めですけど、その代わり本花道が近いですね。
2023 10 熊本・山鹿『八千代座』⑭


2階席から見るとこんな感じ。
2023 10 熊本・山鹿『八千代座』⑫

2023 10 熊本・山鹿『八千代座』⑪


2階席は傾斜のついた畳の床にベンチシートです。
手摺の前にもう一列席があります。
2023 10 熊本・山鹿『八千代座』⑬


シャンデリアは真鍮製。
戦時中に金属供出で取り外されましたが平成の大修復で復活。
ガラス製のシェードの半分は建設当時の物だそう。
また天井の広告画の色使いがいいですね。
2023 10 熊本・山鹿『八千代座』②


これは釘隠しでしょうか。
こういう細かいところにも「八千代」
2023 10 熊本・山鹿『八千代座』⑯


舞台の裏側も見学できるようになっています。
こちらは大道具とか小道具とか書割とか。
2023 10 熊本・山鹿『八千代座』④

2023 10 熊本・山鹿『八千代座』⑤


こちらはいくつもある楽屋の一室です。
2023 10 熊本・山鹿『八千代座』⑥


舞台の下(奈落)の仕掛けも見ることができました。

こちらは“廻り舞台”の下部装置です。
廻り舞台を支える柱とレールはドイツのクルップ社製(1910年)。
舞台は人力で回転させるのだそうです。
2023 10 熊本・山鹿『八千代座』⑧


こちらは“迫り”という廻り舞台上にある神輿状の舞台装置。
役者を載せた神輿状の台を大人4人で息を合わせて担ぎ上げるのだそう。
ホントに息を合わせないとケガしそう。
2023 10 熊本・山鹿『八千代座』⑦


こちらは本花道の下の通路。
途中にある“すっぽん”という装置も役者を上下させる舞台装置。
花道の下から役者がバーンと登場する感じでしょうかね。
こちらもお神輿状の台を人力で担ぎ上げるそうです。
2023 10 熊本・山鹿『八千代座』⑨


「平成の大修復・復原」後のこけら落としは「八千代座歌舞伎」だったようですね。
歌舞伎に疎い私でも分かる錚々たるメンバーの名前。
こういう板書きをなんていうんでしょう?
もっと古いのや、大きいのとか小さいのとか他にもかたくさんありました。
2023 10 熊本・山鹿『八千代座』⑯


映画の撮影などにも使用されているようです。
「るろうに剣心・京都大火編」は去年、入院している時に観た!
あのシーンはここで撮影されたのか~。
2023 10 熊本・山鹿『八千代座』⑰

いや~、とっても面白かった~!
この内容で530円はかなりお得です。

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2023 熊本・宮崎