Antica Pizzseria『est!est!!est!!! F.Lli Ricci(エスト!エスト!!エスト!!! フラッテッリ・リッチ)』
内務省の近くの路地を入った所にある、創業90年の老舗。
ここもローマ通の知人に教えてもらったお店だが、ガイドブックにも載っている。
お店に入ったのは19:30ちょっと前ぐらいだったのだが、20:00ごろにはすぐ満席になった。店内はレトロで雰囲気もいい。

ダンナ・ピットが、まずはビール。
と、水。

それから店名と同じ“est!est!!est!!!”という地元ラツィオ州の白ワイン。
このお店では絶対に注文しようと思っていた。
これはラテン語で、意味は「ある!ある!!ある!!!」
聖者フガッティーは旅先でのワインを楽しみにしていた。その従者が主人のために先回りして、美味しいワインのある酒倉を見つけては「est(ある)」と壁に書いていた。途中、フィアスコーネで飲んだワインが余りに美味しいので「est!est!!est!!!(ある!ある!!ある!!!)」と3回も書いたのが由来だとか。

最近、家の近くの酒屋でラベルは違うが同じ“est!est!!est!!!”を見かけたので、思わず買って飲んでみた。
どちらもサッパリ辛口で美味しかった。夏に飲んだらさらに美味しいだろうと思う。逸話の従者は長旅の後に飲んだだろうから、さぞかし美味しく感じられただろう。

ピザが来るまでの間、オリーヴをつまみに“est!est!!est!!!”を飲みながら待つ。オリーヴの塩梅も良くて美味しかった。イタリアのオリーヴはスペインのより粒が大きい。スペイン語では「オリーヴァ」だったけど、イタリア語だと「オリーヴ」でいいようだ。

ダンナ・ピットが、最後にもう一度食べたいという事で、カルボナーラを注文。

メインのピザは“Pizza Capricciosa(カプリチョーザ)”
お任せの具が色々とのったピザだが、キノコ多め。玉子は完全に火が通っていた。これは海外では仕方がない。
2種類ぐらいは食べてみたかったが、周りの人が食べているのを見たら結構な大きさなので今回はこれ一種類のみ。
隣りのテーブルの人達は一人一枚ずつ食べていたのだけど、結局食べきれずに残していた。勿体ない…。

〆にジェラート。ここのジェラートはユルユルでスムージーのような感じだった。これはこれで美味しかったが、ジェラートは一回食べたし、ティラミスやパンナコッタにすれば良かったな、と少し後悔。

今回のローマ旅行では、当初の目的通りイタリアンを堪能することができた。ただ、メニューがもう少し分かれば、もっと楽しめたかもしれない。次はお店のリサーチだけじゃなく、メニューもある程度は学習して行かないと。
『est!est!!est!!! F.Lli Ricci
(エスト!エスト!!エスト!!! フラッテッリ・リッチ)』
<MAP>
Via Genova, 32
00184 Roma, Rom (Lazio), Italy
TEL:06 488 1107
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