『箱根ラリック美術館』
茨城
今回のお目当ては『箱根ラリック美術館』
ほぼ静岡との県境に近い仙石原にあるので、くねくねと曲がりくねった道を登って行く。うっすら雪が残っていたが、この日は暖かかった。
ラリック美術館には駐車場が2つあって、敷地内にあるのが有料、少し離れた所にあるのが無料。ワンとも達は無料の方へ。離れているとはいっても歩いてすぐだ。

美術館外のクラシックカー
入口をはいってすぐ左側にある受付で、“ル・トラン”の予約をしてから美術館へ。
展示の多くは花瓶やランプ、アクセサリー。香水の容器も多く手掛けていたらしく作品も多かった。ラリックというと“蜻蛉の精”が有名だが、同じように昆虫や鳥や花と人を組み合わせたモチーフは幻想的だ。

『美術館』
美術館の中は撮影禁止なのでチケットにプリントされた作品を。

(左)『冬景色』ペンダント兼ブローチ
(右)『日本の林檎の木』ベットサイドランプ
特別展示の“ル・トラン”は14時からのツアーに参加。
今は開館5周年記念イベントの「ウィンターライトレビュー」が開催中。3月31日までのイベントだが、ワンともはオリエント急行の展示自体が終了するのだと勘違いして焦っていた。

本物のオリエント急行のサロンカー「コートダジュール」№4158が展示されている。約80年前からほんの10年ぐらい前まで現役で走っていた車両だそうだ。

(右)ル・トランの入場券
(左)車両ナンバー
後ろの出入り口の所にはトイレと洗面台が設置されている。
窓がオシャレ。

椅子はドアや窓から出し入れできない大きさなので、ぜんぶ車中で組み立てられたそうだ。だから出す時には分解して出すのだそう。それからクッション部分には藁が使われているのだとか。ビロードの布の擦れが年代を感じさせる。

それぞれのテーブル横には番号と呼び出しボタンが。スタッフを呼ぶ時に押していたそう。

このツアーは車内でデザートとデザートを楽しむことができる。
特に“ショコラ モワルー”は「ウィンターライトレビュー」期間中の限定デザート。これも美味しかったがレストランで出している冬のスイーツ“フォンダン・ショコラ・足柄茶”も気になる。

画像の飲み物はダンナ・ピットがたのんだハーブティー。
食器には“NOSTALGIE ISTANBUL ORIENT EXPRESS”の印字。これは途中で所有会社が変わってからの名称で、オリジナルはCOMPAGNIE INTERNATIONALE DES WAGONS-LITS ET DES GRANDS EXPRESS EUROPEENS。な、長い…。

このサロンカーにはラリックのガラスレリーフ150枚が車内の装飾として使われている。ガラスの下地になる土台に水銀を塗った鏡面仕上げという手法だそう。酒の神バッカスに葡萄の収穫を祝う様子がモチーフになっていて、一見同じようだが一枚一枚微妙に違うポーズをとっている。横にほんのり青白く映っているのが記念展示の作品。オリエント急行に夢中で全然撮っていなかった。この企画の間だけはカメラ撮影OKなのに…

天井のライトもラリックのデザイン。モチーフが何なのかは不明だそうだ。

サロンカーの前後に一室ずつある個室にはラリックの娘スザンヌの作品が飾られている。スザンヌも有名なデザイナーで、あの陶器のアヴィランド家の息子と結婚したのだとか。

一度は本物のオリエント急行に乗ってみたいが、お値段も高いが敷居も高い。他にも世界ではいろんなオリエント急行が運行されていて、中でもマレー半島を縦断する“イースタン&オリエンタル・エクスプレス”に興味があるのだけど、こちらもなかなかいいお値段で、宝くじが大当たりしないとムリそうだ。
帰りに広いショップを一回り。
特にガラス製品だけというわけでもなく、色々な雑貨やアクセサリー色々といった品揃えだった。

左側がショップ、右側がレストラン「LYS」
コップと同じシリーズのスプーンとフォークを購入。コップは家の近所のショッピングモールでも見たことがあるが、最近は見掛けなくなっていた。スプーンとフォークを見たのは初めて。

暗くなる前にちゃまを迎えに行って帰宅した。今回は往復とも一般道を利用。急いでいる時以外はあまり高速道路を使わないが、途中うっかり横浜新道に入ってしまい150円払う。ETCをつけていないので料金所で支払いをした。それにしてもETCばっかり優遇されて納得いかん
帰宅後は夕飯を作る気は全くなく、割引券のあった宅配ピザを食べた。
ほぼ静岡との県境に近い仙石原にあるので、くねくねと曲がりくねった道を登って行く。うっすら雪が残っていたが、この日は暖かかった。
ラリック美術館には駐車場が2つあって、敷地内にあるのが有料、少し離れた所にあるのが無料。ワンとも達は無料の方へ。離れているとはいっても歩いてすぐだ。

美術館外のクラシックカー
入口をはいってすぐ左側にある受付で、“ル・トラン”の予約をしてから美術館へ。
展示の多くは花瓶やランプ、アクセサリー。香水の容器も多く手掛けていたらしく作品も多かった。ラリックというと“蜻蛉の精”が有名だが、同じように昆虫や鳥や花と人を組み合わせたモチーフは幻想的だ。

『美術館』
美術館の中は撮影禁止なのでチケットにプリントされた作品を。


(左)『冬景色』ペンダント兼ブローチ
(右)『日本の林檎の木』ベットサイドランプ
特別展示の“ル・トラン”は14時からのツアーに参加。
今は開館5周年記念イベントの「ウィンターライトレビュー」が開催中。3月31日までのイベントだが、ワンともはオリエント急行の展示自体が終了するのだと勘違いして焦っていた。

本物のオリエント急行のサロンカー「コートダジュール」№4158が展示されている。約80年前からほんの10年ぐらい前まで現役で走っていた車両だそうだ。


(右)ル・トランの入場券
(左)車両ナンバー
後ろの出入り口の所にはトイレと洗面台が設置されている。
窓がオシャレ。

椅子はドアや窓から出し入れできない大きさなので、ぜんぶ車中で組み立てられたそうだ。だから出す時には分解して出すのだそう。それからクッション部分には藁が使われているのだとか。ビロードの布の擦れが年代を感じさせる。

それぞれのテーブル横には番号と呼び出しボタンが。スタッフを呼ぶ時に押していたそう。

このツアーは車内でデザートとデザートを楽しむことができる。
特に“ショコラ モワルー”は「ウィンターライトレビュー」期間中の限定デザート。これも美味しかったがレストランで出している冬のスイーツ“フォンダン・ショコラ・足柄茶”も気になる。

画像の飲み物はダンナ・ピットがたのんだハーブティー。
食器には“NOSTALGIE ISTANBUL ORIENT EXPRESS”の印字。これは途中で所有会社が変わってからの名称で、オリジナルはCOMPAGNIE INTERNATIONALE DES WAGONS-LITS ET DES GRANDS EXPRESS EUROPEENS。な、長い…。

このサロンカーにはラリックのガラスレリーフ150枚が車内の装飾として使われている。ガラスの下地になる土台に水銀を塗った鏡面仕上げという手法だそう。酒の神バッカスに葡萄の収穫を祝う様子がモチーフになっていて、一見同じようだが一枚一枚微妙に違うポーズをとっている。横にほんのり青白く映っているのが記念展示の作品。オリエント急行に夢中で全然撮っていなかった。この企画の間だけはカメラ撮影OKなのに…


天井のライトもラリックのデザイン。モチーフが何なのかは不明だそうだ。

サロンカーの前後に一室ずつある個室にはラリックの娘スザンヌの作品が飾られている。スザンヌも有名なデザイナーで、あの陶器のアヴィランド家の息子と結婚したのだとか。

一度は本物のオリエント急行に乗ってみたいが、お値段も高いが敷居も高い。他にも世界ではいろんなオリエント急行が運行されていて、中でもマレー半島を縦断する“イースタン&オリエンタル・エクスプレス”に興味があるのだけど、こちらもなかなかいいお値段で、宝くじが大当たりしないとムリそうだ。
帰りに広いショップを一回り。
特にガラス製品だけというわけでもなく、色々な雑貨やアクセサリー色々といった品揃えだった。

左側がショップ、右側がレストラン「LYS」
コップと同じシリーズのスプーンとフォークを購入。コップは家の近所のショッピングモールでも見たことがあるが、最近は見掛けなくなっていた。スプーンとフォークを見たのは初めて。

暗くなる前にちゃまを迎えに行って帰宅した。今回は往復とも一般道を利用。急いでいる時以外はあまり高速道路を使わないが、途中うっかり横浜新道に入ってしまい150円払う。ETCをつけていないので料金所で支払いをした。それにしてもETCばっかり優遇されて納得いかん

帰宅後は夕飯を作る気は全くなく、割引券のあった宅配ピザを食べた。
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コメント
箱根は雪だったんですね。
レトロな内装と食器に囲まれてのお茶、いいですね。そういう雰囲気の列車で実際に旅が出来たら素敵でしょう。
2010-02-22 10:28 Nora URL 編集
でも、うちのダンナだと行ってくれないなぁ・・・。まったくこういうのに興味がなくって・・・。ううう
女同士「あら~、こんなのいいわねぇ」
「ほんと、サラダを盛るのに良さそうよね」
とか、素晴らしい芸術品を目の前にして超・庶民的な話をしたりして・・・。
あ~、デパートとか東京の美術館でやってくれないかな~
列車の中も素敵ですね。
どれも素敵だし、優雅なムード・・・。これで旅にでも出たら・・・ああ、素敵。
テレビで世界の車窓から、という番組をやってますが、いったいどういう客たちなんでしょう・・・。なにやってる人なのよ~と思います。意外とカジュアルな格好だったりするんですよね~
2010-02-22 17:45 ラーダ・ドゥーナ URL 編集
to:Noraさん
ワンともも箱根は何度か行っていますが、温泉に入ったことがないんですよ。いい旅館もたくさんあるので一度は泊まりがけで温泉に入りたいんですけどね…。
『箱根ラリック美術館』はまだ新しいので、ひょっとしたらNoraさんがドイツに行くか行かないかぐらいにできたんじゃないでしょうかね。
オリエント急行には何となく憧れがあって、今回展示車両とはいえ実物を見れて良かったです。実際に走っているものに乗るのは夢のまた夢ですね。
2010-02-22 18:03 ワンとも URL 編集
to:ラーダ・ドゥーナさん
以前、どこかの美術館でラリックやガレの展示をやっていました。そのうちまたあるんじゃないでしょうかね。あと、ラリックの作品なら室内装飾ですけど「東京庭園美術館(旧朝香宮邸)」でも見れますよ。
こういう列車の旅って旅情をそそりますよね。実際に走っているのに乗ってみたいですけど、なかなか庶民には手が届きません。
たまに豪華なのや特別なのも出てきますけど、世界の車窓からの乗客は普通の世界の乗客だと思います。一度スペインで乗ったことのある列車も出てきました。ごく普通の特急列車でした。
2010-02-22 18:35 ワンとも URL 編集
特別展示品は、心のフィルムにはやきついったのでしょうが、カメラに収めるのを忘れてしまうことって良くあります。あとで、あれ?なんで、うつしてこなかったんだろう・・・って。
ガラス、アールヌーヴォー、ラリック等、当方も大好きですが、以前箱根に行った時、気になりつつもラリック美術館には入場しませんでした。かっぱ連れで旅するかっぱ夫婦は、写真が撮れそうもないとふんで割愛したのです。オリエント急行の本物に乗ることはたぶんないので、次回はラリック美術館に絶対行かねばと思いました。
「帰宅後は夕飯を作る気は全くなく」と言うフレーズが、また気に入っちゃいました。ステキな体験をした日に、かくも早く現実に戻る必要はないですよね。
2010-02-22 22:39 夫婦ともかっぱ URL 編集
to:夫婦ともかっぱさん
旅行先での撮り損ねはよくあります。行く前に下調べしていけばいいんでしょうけど、ついつい面倒くさくて(^_^;)
> 「帰宅後は夕飯を作る気は全くなく」と言うフレーズが、また気に入っちゃいました。ステキな体験をした日に、かくも早く現実に戻る必要はないですよね。
築地やアメ横みたいに食べ物メインのお出掛け以外は、まず作りませんね。助手席に座っているだけでも結構疲れますしね…(・・。)ゞ テヘ
2010-02-23 23:21 ワンとも URL 編集