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台湾旅行2011⑩ 『台湾総督府』

台北
09 /02 2011
すっかりなおざりになっていた台湾旅行の続きです。

台北4日目は『台湾総督府』から。
去年は閉館後に行ったので見学できませんでした。
台湾総督府2011①


台湾総督府の見学にはパスポートが必要です。
入口でパスポート№と名前が記録されます。

見学では必ずガイドさんが付いて、しっかり丁寧に説明してくれます。

日本人はワンとも達を入れて合計4人。
案内には日本語が出来る女性のガイドさんが付きました。
ボランティアの方だそうですが、昔、総督府で働いていたとか。

お父さんは日本の大学を出ていて、ガイドさんのお姉さんは日本生まれ。
ガイドさんは台湾生まれですが小学校まで日本語教育を受けたそうです。



総督府は昔の日本総統府。
鉄筋コンクリート造りで、台湾も地震が多いため耐震構造になっているそうです。
印象的な赤レンガは貼り付けたもの。


戦争でアメリカの爆撃を受け破壊されましたが、
戦後、中華民国に帰属する際に再建して蒋介石にプレゼントされたそうです。
結果的にその気持ちは大きく裏切られたわけですが…。

台湾の帰属について、毛沢東の中華人民共和国か蒋介石の中華民国か、
選んだのは日本なんだそうです。

ある意味、究極の選択ですね。


台湾は多様な部族文化と諸外国に翻弄された歴史がありますが、
特に日本統治時代を肯定的に捉えてくれる背景には
蒋介石の苛政という比較対象があるからでしょうか。


台湾は歴史の一部としてかつての日本の遺産を評価し保存してくれています。
日本に係わる物はなんでもブチ壊す某半島国家とは雲泥の差ですね。


外交に関する展示ブースでの
「台湾を国として承認してくれているのは小国ばかりなんですよ」
という言葉が印象的でした。

この見学では台湾から見た日本を垣間見ることができました。


総督府での撮影は不可。
最後に中庭で撮影することができます。
台湾総督府2011②
『総督府の中庭』





台湾旅行をするにあたって読んだ本です。
ある意味、日本再発見にもなると思います。







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コメント

非公開コメント

コンバンワ♪

知らなかったですが台湾の人々って
そんなに日本を敵視していないんですね
みんながみんなそうではないのかもしれませんが
ちょっとウレシイです(*^_^*)

隣国はアイドルグループやドラマなどが
やたら入ってきて仲良くやっていこうとする一方で
国旗を焼いたり勝手に領土を実行支配したりと
全く何を考えてるかよくわからないって感じですし(~_~;)
まぁ色々あるんでしょうけど感じ悪いわぁ

↓肉球まんじゅうが、とても気になります(*^_^*)

to:まんたさん

イマイチ気付いていないのは日本人ぐらいで
台湾は世界でも一番ぐらいの親日国だと思います。
台湾と日本の関係を知れば知るほど
シンパシーを感じてしまうはずですよ。

隣国がやっているアイドルやドラマの輸出はソフトな洗脳です。
アメリカなどでも昔から研究されている手法だそうですよ。
日本人はなまじ素直なので、そういうのにすぐ引っ掛かるんですよねぇ。
これに日本のマスコミが平気で加担しているのが情けない(怒)。

肉球まんじゅう、気になりますよねぇ。
ちょっと食べる時に躊躇いそうですけど(^_^;)

実際行って肌で感じると
いろいろ考えさせられますね。

to:片田舎動物病院 院長さん

行ってみて分かる事ってありますよね。
台湾へはもうちょっと早く行けば良かったと思ってます。

ワンとも

計画好きトラベラー
「ワンとも」です。
旅の相方は「ダンナ・ピット」。
我が家の旅にまつわるアレコレを、乏しい文章力をフル回転して書いています。
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