2011年11月 バルセロナ・ミラノの旅⑯ アメデオとGenovaその2
デ・フェラーリ広場まで戻る途中、チラ見した『サン・ロレンツォ大聖堂』
白と黒の大理石を使ったシマシマ模様が特徴です。
この通りを歩いて行って右に曲がった所が正面のよう。
最後の晩餐に使った聖杯があるそうですよ。
何気にスゴイものがあるんですね。

デ・フェラーリ広場から『ガリバルディ通り』へ。
ジェノヴァ黄金時代を象徴する通りだそうで、
当初は“ストラーダ・ヌオーヴァ(新街路)”と呼ばれていたそうです。
通りと立ち並ぶ宮殿群が世界遺産に登録されています。

これは銀行家グリマルディ家が建てた宮殿『ドゥーリアン・トゥルシ』
現在はジェノヴァの市庁舎になっているそうです。

次は『赤の宮殿(Palazzo Rosso)』
赤い外見からそう呼ばれているそうです。
中は美術館。

その次は『白の宮殿Palazzo Bianco』
建て主は赤の宮殿と同じだそうで、中も同じく美術館になっています。

ガリバルディ通りと宮殿群が世界遺産に登録されたのが2006年。
「それ自体にケチをつけるワケじゃないけど、これより600年以上も古い中尊寺が、
なかなか登録されなかったのはなんでなんだろう…」
とワンとも夫妻が呟いていました。
坂を下りてくると古そうな塔が見えてきました。

この前にある道を渡ると『旧港(ポルト・アンティコ)』
マルコがアルゼンチンに行く旅費を貯めるために
飛行船見物の客を相手にアイスクリームを売った場所です。

古い木造船も係留されていました。
僕たちが乗った船はもっと新しい時代の汽船。
僕はロープを伝ってマルコを追いかけて行ったんです。

これはBigoというロープで吊るタイプのエレベーター。
帆船のマストを模したデザインで、とっても目を引きます。
僕達が行った時は動いているのかどうなのか分からなかったんですけど、
乗って上まで行くと市街地と港を一望することができるそうです。

こちらも目を引くガラスの球体は“ボウルエクスポ球”というそうです。
中は植物園でしょうか。
すぐ傍には大きな水族館があって、その前からずっと伸びている桟橋が
とってもロマンチックな感じでした。

ポルト・アンティコにある地下鉄乗り場には石垣が保存されていました。
説明書きにはなんと書いてあるのか理解できませんでしたけど、
たぶんここが昔の港の位置だったんじゃないかと思います。

地下鉄に乗ってプリンチペ駅までもどり、駅より高い所まで登ってみました。
急な坂に沿って廃線になったと思われるケーブルカーの線路と駅が残っていて、
ここから港の方を見下ろすと修復中の古い建物がありました。
なんだかこの建物、アニメでも見たような…。

そろそろ帰りの電車が来る時間になったので駅へ戻り、
線路を渡って電車の着くホームへ。
このアーチの橋も古い時代の遺構だそうです。

さあ、ミラノへ戻る時間になりました。
お名残惜しいですが僕は物語の中へ帰ります。
お付き合い、ありがとうございました。

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